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柴田芳樹の検索結果1 - 11 件 / 11件

  • 「コンピューターの基礎は若い時に学んでいてほしい」 ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャーとは

    日本CTO協会が主催の「Developer eXperience Day 2023」は、“開発者体験” をテーマに、その知見・経験の共有とそれに関わる方々のコミュニケーションを目的としたカンファレンスです。ここで登壇したのは、株式会社カウシェの柴田芳樹氏。45年の歴史から振り返ったソフトウェア開発とキャリアの変遷について発表しました。全3回。3回目は、柴田氏が影響を受けた出来事と、技術教育への取り組みについて。 米国駐在・Javaの登場・日本オラクルの社長の言葉…柴田氏が影響を受けた出来事 柴田芳樹氏:影響を受けた出来事について、ちょっと簡単に話をしていきます。 まず、初めてアメリカに駐在する時の送別会で、駐在経験のある先輩から、アメリカに行った時は「与えられた開発タスクをこなすと、さらに難易度の高い開発タスクが与えられるから注意しろ」と言われたんですね。 最初はピンと来なかったんですけど

      「コンピューターの基礎は若い時に学んでいてほしい」 ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャーとは
    • Web API設計実践入門──API仕様ファーストによるテスト駆動開発

      2024年7月25日紙版発売 柴田芳樹 著 A5判/208ページ 定価2,860円(本体2,600円+税10%) ISBN 978-4-297-14293-3 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Amazon Kindle honto この本の概要 本書は,著者が1993年から約30年間経験してきたAPI仕様の作成,2003年から20年間経験してきたテストファースト開発/テスト駆動開発の知見をまとめたものであり,一般的なソフトウェア開発者が習得することが容易ではない事柄を,本書を通して学び,実践してもらうことを目的としています。 本書が提唱する「API仕様ファースト開発」はWebサービスにおける大域的なテスト駆動開発の実現に必要なものであり,また,API仕様ファースト開発を実現するにはテスト駆動開発が必要です。API仕様ファースト開発とテスト駆動

        Web API設計実践入門──API仕様ファーストによるテスト駆動開発
      • 実践API設計: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

        4月に発売された「WEB+DB PRESS Vol.134」で特集1「実践API設計」を執筆していますが、そこから部分的に紹介します(目次は、こちらです)。 第1章「優れたAPI仕様とは何か --- よくある問題と記述すべき事柄」の冒頭で次のように述べています。 今日、多くの企業がWeb サービスとしてさまざまなサービスを提供しています。Webサービスは、iOS、Android、ブラウザといったフロントエンドと、それらに対して機能を提供するバックエンドサービスから構成されます。バックエンドサービスが提供するさまざまな機能はAPI (Application Programming Interface)として定義され、フロントエンドから呼び出されます。フロントエンドは、バックエンドサービスが提供する機能を使ってユーザーへ提供する機能を実現します。 定義されたAPI を介することで、フロントエン

          実践API設計: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
        • 「C++」「Solaris」のゼロックス複合機から、「GO」「NetBSD」のリコー複合機まで 63歳現役エンジニア・柴田芳樹氏の開発人生

          日本CTO協会が主催の「Developer eXperience Day 2023」は、“開発者体験” をテーマに、その知見・経験の共有とそれに関わる方々のコミュニケーションを目的としたカンファレンスです。ここで登壇したのは、株式会社カウシェの柴田芳樹氏。45年の歴史から振り返ったソフトウェア開発とキャリアの変遷について発表しました。全3回。2回目は、米国駐在から帰国した後のキャリア変遷について。前回はこちら。 ゼロックスのパロアルト研究所に転勤後は「PageMill」プロジェクトに従事 柴田芳樹氏:1990年の終わりには、Globalviewの開発はほぼ目途が立って、20人近くいた駐在員も1991年には日本に帰る予定でした。私1人だけゼロックスのパロアルト研究所に転勤してくれと言われたのは、たぶん1990年の終わりか1991年の頭ですね。 私自身は、もう日本に帰るつもりだったのですが、今

            「C++」「Solaris」のゼロックス複合機から、「GO」「NetBSD」のリコー複合機まで 63歳現役エンジニア・柴田芳樹氏の開発人生
          • 「6060 Workstation」でマルチプロセス間通信の設計と実装を担当 45年のエンジニアリング人生を振り返る

            日本CTO協会が主催の「Developer eXperience Day 2023」は、“開発者体験” をテーマに、その知見・経験の共有とそれに関わる方々のコミュニケーションを目的としたカンファレンスです。ここで登壇したのは、株式会社カウシェの柴田芳樹氏。45年の歴史から振り返ったソフトウェア開発とキャリアの変遷について発表しました。全3回。1回目は、柴田氏が経験した開発について。 エンジニアリング歴45年の柴田芳樹氏 柴田芳樹氏:みなさん、こんにちは、柴田です。今日は、「45年の歴史から振り返る、ソフトウェア開発とキャリアの変遷」ということで話をいたします。 今日お話しする内容は、まず簡単な自己紹介ですね。あと5つほどテーマに分かれています。 45年間で経験してきた主なソフトウェア開発、影響を受けた出来事、技術教育と技術書の翻訳。最後に、ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャーをちょっと

              「6060 Workstation」でマルチプロセス間通信の設計と実装を担当 45年のエンジニアリング人生を振り返る
            • 株式会社令和トラベルを退職します: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

              2023年12月1日から働き始めた株式会社令和トラベルを3月19日付けで退職します。1984年4月1日から社会人として働き始めてから9社目の会社でした。9社の中で最も在籍期間が短かった会社となります。 私自身は、今年の11月で65歳になります。ウェブサービスの業界で働き続けるとしたら、API仕様ファーストおよびE2Eテストによるテストファースト開発を経験するエンジニアを増やしていければと思っています。もちろん、私自身もソフトウェア開発を続けたいのは以前と変わりません。しかし、私自身が正しいと思わない方法でソフトウェア開発を続けたくなかったので退職することにしました。 API仕様ファーストとその仕様をテストする自動テストを(テストファースト開発で)整備しながら開発をするというのは、私自身はウェブサービスのバックエンドサービス開発に従事してから始めたことではありません。API仕様をきちんと記述

                株式会社令和トラベルを退職します: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
              • 株式会社令和トラベルで働きます: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

                一か月前に「株式会社カウシェを退職します」を書きました。その時点で12月からの勤務先は決まっていませんでしたが、12月1日より株式会社令和トラベルで、嘱託社員契約でバックエンドエンジニアとして働きます。 勤務形態週4日(月曜日〜木曜日)勤務です。週4日勤務は、2017年9月から続けている勤務形態です。 オフィスは渋谷(カウシェの新たなオフィスの近く)ですが、基本的に自宅からフルリモートで働きます。実は、1年2か月在籍したカウシェには、入社前にオフィスへ行ったことはあるのですが、在籍期間中は一度も出社しませんでした。 9社目11月で64歳になり、令和トラベルで社会人になって9社目となります。 富士ゼロックス(1984年4月入社) 日本オラクル ジャストシステム 富士ゼロックス情報システム リコー ソラミツ メルペイ カウシェ 私の世代は定年まで1つの会社で働き続けるのが普通でした。実際、富士

                  株式会社令和トラベルで働きます: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
                • 株式会社カウシェを退職します: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

                  2022年10月1日から働き始めた株式会社カウシェを11月30日付けで退職します。1984年4月1日に社会人として富士ゼロックス(現在は、富士フイルムビジネスイノベーション)で働き始めてから8社目の会社でした。12月からの予定は、未定です。 雑誌記事・翻訳・講演・技術教育この一年間の成果は次の通りです。 WEB+DB PRESS Vol.134 出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2023/04/22メディア: Kindle版 メルペイとカウシェの2社で私自身が推進してきた開発手法を特集1「実践API設計」で解説しています。一年前にカウシェに入社した時点では、gRPCに基づくバックエンドサービスのAPI仕様は全く記述されていませんでした。現在は、この一年間で新規に追加されたエンドポイントでAPI仕様が記述されているだけでなく、過去の技術的負債もかなり返済され、E2Eテストも整備されてい

                    株式会社カウシェを退職します: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
                  • E2Eテスト vs E2Eテスト: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

                    私が「WEB+DB PRESS, Vol.134」の特集1「実践API設計」の中で使っている用語「E2Eテスト」は、一般的な書籍で述べられているE2Eテストとは若干異なります。 どのように違うのかをウェブサービスのバックエンドのサービスで説明します。新たに図を起こすのが面倒なので、すでにある記事「マイクロサービスの開発とテストファースト/テスト駆動開発」からそのまま引用します。 この図では、「加盟店管理用APIマイクロサービス」が複数のマイクロサービスに依存しています。 一般的なE2Eテストとは一般的な書籍では、テストピラミッドにおける頂点にあるE2E(End-To-End)テストは、「加盟店管理用APIマイクロサービス」およびそれが依存するすべてのマイクロサービスを何らかの環境(たとえば、Docker、あるいは開発用のクラウド環境)にデプロイして「加盟店管理用APIマイクロサービス」をテ

                      E2Eテスト vs E2Eテスト: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
                    • API仕様ファースト開発: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)

                      「API仕様ファースト開発」という用語は、私自身が雑誌「WEB+DB PRESS Vol.134」の特集1「実践API設計」を執筆する際に考えた造語です。 全く新規にサービスを開発する場合の開発順序は次のようになります(記事の題3章の図1)。 図1 API仕様ファースト開発での開発順序 これは、私自身が初めてメルペイで担当して、一からマイクロサービスを開発したときの開発順序です。そして、その後、チーム移動により別のマイクロサービスの開発へ移動したり、カウシェへ転職したりした際に、最初に導入したのはE2Eテストフレームワーク(記事の第4章「E2Eテストフレームワークの構築」)でした。 そして、API仕様の技術的負債(エンドポイントの仕様が書かれていなくて、それをテストするE2Eテストもない状態)を返済するために、次の開発順序(記事の第5章の図1)を自分自身も行い、他の開発者達にも行ってもらう

                        API仕様ファースト開発: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
                      • 達人出版会

                        [令和6年度]基本情報技術者 超効率の教科書+よく出る問題集 五十嵐 順子 徹底攻略 データベーススペシャリスト教科書 令和6年度 株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月 著 徹底攻略AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト教科書&問題集[SOA-C02]対応 鮒田 文平, 長澤 美波, 日暮 拓也, 奥井 務, 渡辺 樹, 山下 千紗, 伊藤 翼 世界標準MIT教科書 アルゴリズムイントロダクション 第4版 第2巻 高度な設計と解析の手法・高度なデータ構造・グラフアルゴリズム Thomas H. Cormen, Charles E. Leiserson, Ronald L. … 問題解決の教科書  CITA式問題解決ワークブック 市岡 和之 はじめてのType-C電子工作 じがへるつ スッキリわかるJava入門 実践編 第4版 中山 清喬(著), 株式会社フレアリ

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