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今年の「かわいい」
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2023年12月21日紙版発売 森若和雄 著 B5変形判/216ページ 定価3,080円(本体2,800円+税10%) ISBN 978-4-297-13893-6 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス honto ヨドバシ.com 電子版 Amazon Kindle この本の概要 systemd(システムディー)はLinuxの基本的な構成要素を提供するソフトウェア群です。システムやサービスの管理機能を中心として,ハードウェアの管理,ログの管理などを行う多数の独立したソフトウェアからなっています。 Linuxでシステム管理を行うときにはsystemdの知識が必要になります。systemdに関するオンラインマニュアルなどは充実しているものの,systemdがどんな機能を提供しているかを知らなければ「どのドキュメントを読めばいいのか」「何を探すべきなのか」の見当がつかないでしょ
Ubuntu Weekly Recipe 第790回SoftEther VPNでIPoEインターネット接続でも自宅サーバーにアクセスする[クライアント編] 今回は、第788回で設定したSoftEther VPNサーバーにアクセスするクライアント設定の方法を紹介します。 SoftEther VPNサーバーのクライアント SoftEther VPNにはネイティブのほかいくつかのVPNサーバーエミュレーション機能があります。主に使用されるのはL2TP/IPsec、OpenVPN、SSTPでしょう。このうちL2TP/IPsecとOpenVPNは解説不要ではあるもののルーターの設定変更が必要なため今回の用途にはそぐわないので、使用しません。SSTPはSecure Socket Tunneling Protocolの略で、Microsoftが定めたVPNの規格です。Windows Serverを使用し
門脇(@satoru_kadowaki)です。11月の「Python Monthly Topics」は、Python 3.12の新機能であるsub-interpretersについて紹介します。 2023年10月2日に「 Python 3.12.0 」がリリースされました。今回も気になる新機能が多く、本記事で紹介するsub-interpretersもPythonで並列処理を行うための新機能です。 Python 3.12の新機能については以下のリンクを参照してください。 What’s New In Python 3.12 -Python 3.12.0 Documentation 本記事ではPythonにおける並列実行のこれまでと、sub-interpretersが現状どのように使用できるかについて説明します。 なお、執筆にあたり先日開催されたPyCon APAC 2023において、sub-in
Linux Daily Topics Debian 12ベースの仮想化プラットフォーム「Proxmox VE 8.1」がリリース、セキュアブートをサポート Proxmox Server Solutionsは11月23日(オーストリア時間)、オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment(VE)」の最新リリース「Proxmox VE 8.1」をリリースした。ベースとなっているのはDebian 12.2だが、カーネルにはLinux 6.5を採用しているほか、QEMU 8.1.2やLXC 5.0、OpenZFS 2.2.0など最新のオープンソーステクノロジを数多く実装している。 Proxmox Virtual Environment 8.1 with Software-Defined Network and Secure Boot Pr
GoogleがAppleに対して、メッセージでの採用を求めていたRCS「Rich Communication Service」を、Appleがメッセージアプリで採用することをメディアを通じて発表しました。 Apple announces that RCS support is coming to iPhone next year - 9to5Mac Googleの他に、SamsungもAppleに対してRCSを採用するように働きかけを行っていました。また、Googleは昨年の8月に、RCSを採用しないAppleを非難するショート動画をXにポストしたこともありました。 Texting a friend with a different phone than you should be no problem… Right? @Apple? #GetTheMessage pic.twitter.
リモートワークも定着し、何を映すかはともかくとして、Webカメラを常備している人も多いことでしょう。そもそもノートPCならほぼ標準搭載の機能ではあります。これらのWebカメラはUSB Video Class(UVC)に対応しており、Ubuntuでも特別なドライバーなしに使えます。しかしながら、その設定ツールについては、デバイス固有でありWindowsやmacOS向けのツールしか存在しないことが大半です。今回はUbuntuでも使えるGUIの設定ツールである「camset」と、そのバックグラウンドで動いている「Video for Linux(V4L)」用のCLIツールを紹介します。 図1 Jellyfishの上に乗ったMinotaurがNumbatに追いかけられる様子 UVCのドライバーとツールを開発するVideo for Linux Video for Linux(V4L)については、第23
[電子版特別価格50%オフキャンペーン実施]技書博9の開催に合わせて,11/25,26の2日間,一部の電子書籍の特別価格で販売 お得な電子書籍のセール情報をお知らせします。 技書博9の開催に合わせて,2023年11月25~26日までの2日間,以下の電子書籍の特別セールを行います(技術書同人誌博覧会についてはgihyo.jpのイベント告知記事を参照してください)。 販売書店は,Gihyo Digital PublishingおよびAmazon Kindleが対象です。 著者の皆様にご協力いただき,以下の12冊の電子書籍が50%オフでお買い求めいただけます。ロングセラー書籍から,話題の新刊を取り揃えておりますので,ぜひこの機会にお求めください(セール時間は前後するおそれがありますので,必ず価格をご確認のうえご購入ください)。
第1回では過負荷対策におけるリスクマネジメントの全体像、そして「発生可能性の低減」に関する全般的な説明をしました。今回はその「発生可能性の低減」のなかでもボトルネックの設計について、私たちが実際に行なっている方法をご紹介します。 少ないエンジニアリソースで複数のサービスのボトルネックを解析し、キャパシティプランニングを行うのは非常に難しいことです。そのため、私たちはボトルネックを解析する代わりに、ボトルネックを設計することにしました。具体的には、ほぼすべてのAPIサーバーにおいて、CPUリソースが最初に枯渇するようにチューニングしています。これにより、サーバーのキャパシティプランニングではCPUリソースの枯渇具合のみを気にすればよくなります。今回はこの具体的な手順をご紹介します。 そもそも、アクセス過多時のボトルネックを設計するためのもっとも単純で効果的な方法は、実際にストレステストを行い
Bram Moolenaar the Creator of Vim 2023年8月5日、悲しい知らせが入ってきました。長年、多くのエンジニアに愛され今もなお使われ続けているテキストエディタVimの作者Bram Moolenaar氏が同月3日に亡くなったという知らせです。ショックでしばらく信じることができませんでした。 筆者は長年Vimを使い、Vimに多くのコントリビュートを行ったり、その都度Bram氏と対話したり議論したりしてきました。そのBram氏が突然、この世界からいなくなってしまったことをしばらく受け入れられなかったからです。 本記事では追悼の意味を込め、Bram氏がどのようにVimの開発を始め、Vimがどのように広まっていったのか、また長年Vimを追い続けてきた筆者から見たBram氏の人物像を筆者の思いを交えて解説していきます。 Vimの歴史 Bram氏についてお話しする前に、まず
Linux Kernel Organaizationは11月15日、2023年10月29日にリリースされたLinux 6.6が長期サポート(LTS)となったことを明らかにした。サポート期間は約3年間で、2026年12月までサポートされる予定だ。 The Linux Kernel Archives -Releases | kernel.org Longterm release kernels(kernel.orgより) Linuxカーネルはここ数年、年に1回の頻度でLTSがアップデートされており、その年の最後かその1つ前に公開されたリリースがLTSに選ばれることが多い。現在開発中の「Linux 6.7」は2023年12月末か2024年1月初旬のリリースと見られているが、現時点では最初のリリース候補版が出たばかりで年内のリリースが確実となっていないことに加え、コードの追加/削除といった変更が多
Ubuntu Weekly Topics MicroCloudのリリース、Ubuntu 24.04(noble)の開発 / Netplan 1.0(予定) MicroCloudのリリース Canonicalから、LXDやSnapを駆使した仮想マシンファーム構築ソフトウェアである「MicroCloud」をリリース(GA)したことが発表されています[1]。 MicroCloudは仮想マシンを「柔軟かつ高耐久性を実現した状態で」提供できるようにするものです。3台の物理マシンを用い、「どのマシンで動作しているのか」を意識しない形で(OVNもしくはFanによる仮想ネットワーク機能付きで)仮想マシンを起動していくことができるというソフトウェアです。 MicroCloudのコアとして動作するのは実質的にはLXD Clusterで、「Snap版のCephとOVNを用いて、LXD Clusterを簡
本連載では、全4回の記事を通してVRの長所と短所を解説しながら、魅力的なVRコンテンツ開発の制作方法を解説します。 第2回では、どんなVRコンテンツでも真っ先に検討する必要のある「移動」と「VR酔い対策」についてUnityのセッティングとセットで解説します。VRコンテンツにまったく触れたことのない方はもちろん、すでにVRコンテンツに触れている方にとっても有用な備忘録となるはずです。 第1回ではVRの魅力と開発環境の導入について説明しました。しかし、いざ自分のアイディアを実現するべく手を動かそうにも先に考えたり決めなければいけないことが膨大にあると気づくはずです。現実の身体の動きと連動できるVRにおいて、真っ先に検討しなければならないのは、プレイヤーの「移動」をどう実装するかです(図1)。また「移動」は、カメラの制御(=プレイヤーの視界範囲の制御)や、VR酔いへの対策とも密接に関連します
今回は自宅サーバーにログインするためSoftEther VPNの設定方法を紹介します。 SoftEther VPNを紹介する意義 本連載は始まって15年以上になります。SoftEther VPNもリリースされて10年以上になりますが、本連載で正面切って紹介されたことはありませんでした。 SoftEther VPNは、おそらく聞いたことがないという読者はいないでしょう。著名なVPNサーバークライアントです。多機能なぶん設定はやや難しく、今となっては純粋にVPNサーバーを構築するのであれば第614回を参考してWireGuardを検討するのが簡単です。第759回で紹介したように、Ubuntu 23.04以降であればクライアント側の設定もGUIでできます。 ではなぜ今SoftEther VPNなのでしょうか。現在はNTT東西とフレッツ光サービスを契約している場合、IPoE方式によるインターネット接
本連載は分散型マイクロブログ用ソフトウェアMisskeyの開発に関する紹介と、関連するWeb技術について解説を行っています。 Misskeyでは、新機能の追加や改修・バグ修正はもちろんですが、運営者がより少ないコストでサーバーを維持できるよう、Misskeyのスケーラビリティ改善も継続して行っています。 今回はそういった最近のMisskeyのパフォーマンス改善の取り組みについて紹介します。 Fan-out Timeline Misskey v2023.10.0[1]では、以前より検討を重ねていた、タイムラインのアーキテクチャをPull型からPush型に変更する改修を行いました。 Note:MisskeyではこのPush型アーキテクチャ実装を「Misskey®︎ Fanout Timeline Technology™︎ (FTT)」と名付けています。お察しのように、Intel社の技術のネーミ
Linux Daily Topics Fedora Linux 39リリース、プロジェクト20周年のマイルストーン Fedoraプロジェクトは11月7日(米国時間)、「Fedora Linux 39」の正式リリースを発表した。当初の予定日から数週間遅れの一般公開(GA)となったが、FedoraプロジェクトリーダーのMathew Miller(Red Hat所属)は「Fedora Core 1がリリースされた2003年11月6日から20年と1日後にFedora Linux 39 ―デスクトップ/ラップトップからサーバ、クラウド、エッジデバイスまでをカバーする完璧なコミュニティビルドのOSを届けることができてうれしく思う」と、プロジェクト開始から20年という節目のタイミングで最新リリースを提供できた喜びを語っている。 Fedora Linux 39 is officially her
Ubuntu Weekly Topics Asahi LinuxのUbuntu版、Ubuntu 23.10 日本語Remixのリリース、Ubuntu 24.04 LTS “Noble Numbat”の開発 Asahi LinuxのUbuntu版 Ubuntu Summit 2023のセッションの一つとして、Asahi Linux Project(Arm版Mac上でLinuxを動かすプロジェクト)とUbuntuの複合プロジェクトである、 Ubuntu Asahiの紹介が行われました。Ubuntu Asahiはその名の通り、Asahiの成果物を用い、「Arm版Macで動くUbuntu」です。 現状、macOS上でディスクイメージをダウンロードする方法でインストールでき、Ubuntu 23.10と22.04 LTSを動作させることができます。もちろん開発イメージではあり、「安定して動
Androidが普及する前のモバイルOSと言えば、Windows CE、Symbian OS、Newton OS、Palm OSなどです。 筆者は、Windows CE向けにDMoneyなどのアプリを開発していたこともあり、思い入れがあるのでAndroidの話題から外れますが、今回はWindows CEを取り上げていきます。 30年近い時間が経過しました Windows CEは、2023年10月10日に「Windows Embedded Compact 2013」のサポートを終了し、その歴史に幕を下ろしました。 冒頭で取り上げたOSの中で、いまも現役でメンテナンスされているものはありません。モバイルは魑魅魍魎がはびこる業界で、10年単位で生き残るのは簡単なことでない証とも言えます。 Ending Support in 2023 - Microsoft Lifecycle | Microso
GitHub Universe 2023開催、GitHub Copilot Chatの一般提供、GitHub Copilot in the CLIなど発表 GitHub, Inc.は2023年11月8日、米国サンフランシスコにて年次イベント「GitHub Universe 2023」を開催した。初日の基調講演では以下のような発表が行われた。 GitHub Copilot Chatの一般提供(GA)を2023年12月から開始 GPT-4の採用などGitHub Copilot Chatの機能をアップグレード GitHub Copilot ChatをGitHub.comとモバイルアプリへ実装進行中 GitHub Copilot EnterpriseでCopilotの全ての機能を統合 GitHub Copilotパートナープログラムを開始 Universe 2023: CopilotがGi
バグは“数千パターンのテスト”をすり抜けた ―NTTデータ「2023/10/10 全銀ネット障害」について説明 NTTデータグループは2023年11月6日、10月10日に発生した全国銀行データ通信システムの障害に関する記者説明会を実施、現時点で判明している障害の概要について説明を行うとともに、再発防止策に向けたタスクフォースの設立などについて明らかにしました。会見の冒頭、NTTデータグループ 代表取締役社長 本間洋氏は、今回の障害により全国の預金者や金融機関をはじめとする社会全体に大きな混乱をもたらしたことを謝罪し、今後の原因究明と再発防止に向け、全国銀行試験決済ネットワーク(以下、全銀ネット)とともに全力をかけて取り組むことを明言していました。 本記事では会見の内容をもとに、現時点で判明している10月10日の事故の原因についてレポートします。 2023年10月10日 ―なにが起こったのか
Computer Aided Design(CAD)ソフトウェアとはその名の通り、コンピュータにデザイン・モデリングを補助してもらうためのソフトウェアです。 Fusion360、Blender、TinkerCADなど様々なソフトウェアがありますが、本連載のこれから数回ではOpenSCADを使い、その後もっと強力なソフトウェアに移行して解説していきます。 OpenSCADは専用のプログラミング言語で記述し、その結果をプログラムが解析したのち3Dモデルとしてレンダリングしてくれるツールです。OpenSCADはFusion360などの本格的なCADソフトウェアと比べると機能的には見劣りしますが、3Dモデリングに慣れていないプログラマにはとっつきやすいはずです。ブロックを組み合わせる感覚でモデリングが可能ですし、コードによって記述が可能なためコピペしながら試すことが可能です。 OpenSCADの入
Linux Daily Topics OpenELA、最初のELソースコードを公開 ―“顧客にエンタープライズLinuxの選択肢を” 2023年8月にCIQ(Rocky Linuxの開発元)、Oracle、SUSEの3社が設立したOpenELAは、Red HatによるRed Hat Enterprise Linux(RHEL)のソースコードアクセス制限に対抗し、新たなRHEL互換ソースコードの“リポジトリ”となることをゴールに掲げている。そのOpenELAが11月2日、最初のマイルストーンといえるELソースコードを公開した。現時点で提供されるのはRHEL 8およびRHEL 9ベースのディストリビューションを構築するのに必要なパッケージのソースコードで、RHEL 7互換のものに関しては近い将来に公開予定だとしている。 OpenELA Marks Major Milestones
今回は、Ubuntu Serverの完全自動インストール方法を紹介します。 PXEブートを利用した完全自動インストール サーバーの自動インストール自体は第615回で紹介済みですが、ごく僅かではあるものの、対話での入力が必要な箇所が存在していたり、イメージファイルを書き込んだUSBスティックをインストール先のマシンに挿しておく必要があるため、完全な自動化には至っていませんでした。複数台のマシンに対するインストールや、サーバールームなどの日常作業を行っている場所とは離れた場所に設置されたマシンに対するインストールでは対話作業の手間が大きくなるため、せっかく自動インストールを導入した恩恵が得られなくなってしまいます。そのため、このような環境下で自動化の恩恵を十分に受けるためには、インストール作業を完全自動で行わせる必要が出てきます。 完全自動インストールは、自動インストールサーバーと、インストー
私とHHKB 2023年10月25日の深夜0時、HHKB Studioが発表されました。筆者は発表の直後にHHKB Studio 英語配列を注文して、幸いにも10月26日には入手できました。 現在は人気のため入荷待ちとなっているらしく、HHKB Studioへの興味関心の高さがうかがえます。 筆者はHHKBを3台、Studioをあわせても4台しか持っていない中級HHKBユーザーであり、他のキーボードもほぼ持っておらずキーボードマニアではないのですが、今回、運よくgihyo.jpにてHHKB Studioについての記事を書く機会が得られましたので、率直な感想からHHKBについての個人的な思い出まで幅広く書きつらねていきたいと思います。少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。 HHKBとの出会い せっかくなので、筆者とHHKBとの出会いについて思い返してみました。自分のブログを調べてみたところ
前回は、CPUコントローラでの帯域幅制限がどのように行われるのかについて簡単に説明しました。 前回の最後に、説明のために挙げた例がかなり理想的な状況であると書きました。今回は、帯域幅制限の機能を詳しく見ていくために、前回よりはもう少し複雑な状況について説明していきましょう。 未使用クォータの返却 前回説明で示した例では、CPUは割り当てられたスライスをすべて使いきっていました。しかし、複数のCPUがある環境で、タスクが終了したり、I/O待ちなどにより、クォータが割り当たったCPUで実行可能なタスクがなくなった場合はどうなるでしょう? 図1 割り当てられたスライスが使われない場合 図1のように、クォータプールに10msクォータが残っているとします。 ①でCPU1でCPUを使用するタスクから要求がありスライスが転送され、クォータの残りが5msとなりました ②で再度CPU1でCPUを使用するタス
「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2023 in Mitaka」の最終審査会進出者11組が決定、2023年12月9日三鷹で最終審査会を開催、Zoom配信も 今回で13回目を迎える「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2023 in Mitaka」。2023年12月9日に三鷹で開催される最終審査会進出者11組が決定した。 全国の中高生がRubyで作成した作品を広く募集し、その技術力と企画力等の観点から優秀な作品を選出し表彰する「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2023 in Mitaka」。今回で13回目を迎え、2023年12月9日に開催される最終審査回進出者11組が決定した。 中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2023 in Mitaka https://www.ruby-procon.net/ コンテストYouTubeチャンネル http
OpenAI、2023年4月までの知識をもつ高性能な「GPT-4 Turbo」、カスタム化できるChatGPT「GPTs」を発表 OpenAIは2023年11月6日、同社主催の開発者カンファレンス「OpenAI DevDay」にて、ChatGPTに関する新たな機能やサービスを発表した。 New models and developer products announced at DevDay GPT-4の高性能モデル「GPT-4 Turbo」 2023年7月に一般利用が始まったGPT-4の、さらに次世代となるモデルである「GPT-4 Turbo」のプレビューが発表された。GPT-4 Turboは2023年4月までの出来事に関する知識を取り込んでおり、より高性能となった。また128kコンテキストウィンドウをもち、1つのプロンプトに300ページ以上のテキスト相当の内容を収めることができ
「運用・保守だけの話」ではもはやない? ITILを学び、実践する価値に迫る ―― 『図解即戦力 ITIL 4』の著者、加藤さんへのインタビュー ITIL(アイティル)は基本情報技術者試験にも出てくる用語のため、その名前を聞いたことのある方は多いかもしれません。しかし、「ITILって何?」と聞かれると、「運用・保守の話だっけ(私の仕事には関係なさそう)」といった程度のイメージしかわかない方もいるのではないでしょうか。 そこで今回のインタビューでは、2023年10月25日に『図解即戦力 ITIL 4の知識と実践がこれ1冊でしっかりわかる教科書』(以下、本書)を刊行された加藤明さんに、ITILの現状や魅力について教えていただきました。 プロフィール: アビームコンサルティング株式会社 加藤明 アビームコンサルティング株式会社 オペレーショナルエクセレンスビジネスユニット シ
Qualcommは、Wear OS by Google向けにRISC-Vベースの「Snapdragon Wear」をGoogleと協業して提供すると発表しました。 Qualcomm to Bring RISC-V Based Wearable Platform to Wear OS by Google | Qualcomm これは、これから開発するという話ではなく、Qualcommはすでに開発を開始しており、商用発売に向けてGoogleと協業しているうえでの内容です。RISC-VベースのSnapdragon Wearは、米国を含む全世界に対して提供することが計画されています。なお、中国が含まれているのかはわかりません。 商用チップの発売時期は後日発表されます。 ハードウェアの企画や設計などを加味すると、すぐさまRISC-Vを搭載した端末が登場するとは考えづらくて、早くても2024年の終わり
NTT、軽量で高性能な独自開発LLM「tsuzumi」を使った商用サービスを2024年3月提供開始 日本電信電話株式会社(NTT)は2023年11月1日、軽量でありながら世界トップレベルの日本語処理性能を持つ大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」を開発、これを活用した商用サービスの提供を2024年3月に開始することを発表した。 ChatGPTに代表される対話型AIの基礎技術として注目を集めるLLMは、大規模なデータセットと計算リソースを使って学習される膨大なパラメータ数のモデルを用いるため、学習に要するエネルギーやコストがサステナビリティ、あるいは企業への経済的負担面で課題となっている。 こうした課題に対応するため、NTTでは同社研究所が保有する自然言語処理研究の蓄積やAI分野の研究成果を活かし、軽量でありながら世界トップレベルの日本語処理性能を持つ大規模言語モデル「tsuzu
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