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栗原潔の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • Zoom(音楽用電子機器)対Zoom(ビデオ会議)の商標権争いの現状について(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    日本の音楽用電子機器メーカー株式会社ズームがビデオ会議サービス事業社の米Zoom Video Communications, Inc. を(厳密にはその日本代理店の1社を)商標権侵害で訴えたという事件が2021年にありました(ズーム社IRニュース)(その時に書いた過去記事)。ややこしいので以下では前者をズーム社、後者をZoom Video社と呼ぶことにします。 提訴からかなりの時が経っていますが、その後、商標権侵害訴訟がどうなっているかは外部からは明らかではありません。なお、2022年にドイツにおいて同様の訴訟が行われたことがズーム社のリリースにより明らかになっていますが、こちらもその後の状況はわかりません。 しかし、特許情報プラットフォームにより、関連する商標登録に対する動きはウェブで知ることができますので、ある程度は予想が付きます。結論から言うと、この訴訟の根拠となっているズーム社の登

      Zoom(音楽用電子機器)対Zoom(ビデオ会議)の商標権争いの現状について(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 「メメントモリ」の提供差止めを求めてセガが特許権侵害訴訟提起(特許内容解説付き)(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      「セガ、他社運営のゲーム”メメントモリ”に対し特許権侵害で提訴 10億円の損害賠償と差し止め請求」というニュースがありました。バンク・オブ・イノベーション(BOI社)が、セガによる特許権侵害訴訟の訴状を10月21日付けで受理したことをIR情報として公表したというお話です。セガは、BOI社のRPGゲーム「メメントモリ」の提供の差止め、および、「メメントモリ」と「幻獣契約クリプトラクト」での特許発明実施による損害賠償金10億円を求めています(「クリプトラクト」は既にサービス終了しているので差止めする意味はなく過去の侵害行為による損害賠償だけが問題になり得ます)。 訴えた側のセガからは特に発表はありませんが、訴えられた方のBOI社としては、10億円の損害賠償金は、万一全面敗訴となると(後述のようにその可能性は低いと思いますが)企業経営への影響が大きいので、適時開示せざるを得なかったのではないかと

        「メメントモリ」の提供差止めを求めてセガが特許権侵害訴訟提起(特許内容解説付き)(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • Zoom(音楽用電子機器)対Zoom(ビデオ会議)の商標権争いの現状について(その2):商標登録編(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        先日書いた記事では音楽用電子機器の株式会社ズーム(以下、ズーム社)がビデオ会議サービス提供事業者のZoom Video Commutications Inc (以下、Zoom Video社)との間の商標権侵害訴訟に関連して、後者が前者にしかけた不使用取消審判について書きました。 両社の争いは商標権侵害訴訟だけではなく、商標登録出願にも及んでいます。元々、ズーム社は9類(コンピュータープログラム等)、Zoom Video社は42類(ビデオ会議サービス等)でそれぞれ商標登録していましたが、現時点では、それぞれが相手の領域についても商標登録すべく動いています。 この商標登録の争いにおいて注目すべき点は、株式会社トンボ鉛筆のZOOMというハイエンド筆記具のブランドが関係し、三つ巴となっている点です。トンボ鉛筆のZOOMは最初の商標登録が1982年に行われている歴史あるブランドです。特にデザインが施

          Zoom(音楽用電子機器)対Zoom(ビデオ会議)の商標権争いの現状について(その2):商標登録編(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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