鈴置高史氏は「中国を排除した西側経済圏の構築に後ろ向きな韓国に対し、米国が制裁をチラつかせる」とする論考を発表しました。ずいぶんと踏み込んだ記述です。ですが、現在の局面が、それこそ日本にとっても百年単位での岐路にあり、財務省にべったりの岸田文雄首相らのハンドリングで大丈夫なのか、鈴置論考を読んでいると、どうしても懸念を抱かざるを得ません。鈴置氏「西側経済圏」当ウェブサイトでは鈴置高史氏のことを、「日本を代表する優れた韓国観察者だ」、などと述べて来たのですが、じつはこの表現、正しくはありません... 問題の記事は、これです。 及び腰の韓国を米国は経済制裁で脅す 「西側経済圏」復活で「中国閉め出し」を図る米国が「西側経済圏」を復活、中国閉め出しを図る。だが、韓国はソッポを向く。すると「それなら韓国にも制裁を加えよう」と米専門家は主張する。米中の新冷戦を韓国観察者の鈴置高史氏が読む。.<<…続き