毎月分配型の投資信託は根強い人気があるが、新NISAの成長投資枠の対象からは外れた。代わりに増えているのが隔月分配型だ。Money&You代表取締役でマネーコンサルタントの頼藤太希さんは「資産形成層には向かないが、年金生活者が生活費の足しとして運用するなら選択肢になる。ただし3つの条件を確認して商品を選んでほしい」という――。 新NISA「成長投資枠」の対象投資信託は最終的に2000本へ 2024年から開始の新NISAは、つみたてNISAを踏襲する「つみたて投資枠」と一般NISAを踏襲する「成長投資枠」の併用が可能です。つみたて投資枠で年120万円、成長投資枠で年240万円、合計で年間360万円まで投資できます。生涯投資枠が設定され、一人当たり1800万円まで投資が可能です。 投資できる商品は、つみたて投資枠では、つみたてNISAと同様、金融庁の基準を満たす、長期の資産形成に向いた投資信託