メキシコのハリスコ(Jalisco)州グアダラハラ(Guadalajara)のTapatia広場の噴水で遊ぶ少年(2004年5月24日撮影)。(c)AFP/Omar TORRES 【3月19日 AFP】地球上に淡水が存在しなければ人間も生存できない。しかし現在、人類の生命維持にとって最も基本的なものといえる淡水を世界の5人に1人が日常的に入手することができていない。 22日の「世界水の日(World Water Day)」を前に国連(UN)は、世界人口が増え続ける中、2025年には地球上の3分の1の人々が安全な飲料水を必死に捜し求める状態になりかねないと警告した。 ■水の枯渇につながる経済成長、人口増加、巨大都市 現在、世界で毎年200万人以上が非衛生的な水を原因とする疾病によって亡くなっているが、その大半は子どもたちだ。この悲劇には互いに絡み合った多くの要因がある。世界的な経済成長、人口