私は、長いこと 「夢や趣味がない人って、何のために生きてるんだろう? 生きてて何が楽しいんだろう?」 と、思ってた。 「夢」があるのが、あたりまえだと思っていた。 でも、それが、そもそもの間違いだったことに気づく。 そこに辿り着くまでの長い話をしたいと思う。 私には、中学からの親友がいる。 その親友は私とは真逆な生き方をしている。 その真逆のおかげで、いろいろなことに気づけたと思う。 中学から、私は「夢」もあったし「好きな人」もいた。 高校に入ると彼氏を作ったり、早くに結婚したりもした。 親友の方は、特に好きな人がいないから誰ともつき合ってなかったし 年頃になって親から「早く結婚しなさい」と言われると 愚痴を少し聞くくらい。 でも、きっと、私が想像する以上に長いこと言われ続けてたと思う。 そーいう時代に生まれた世代だ。 親友は、気がつくと 「いい人がいたら結婚したい」から 「終活を始めた」