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池田晶子の検索結果161 - 173 件 / 173件

  • 池田晶子「14歳からの哲学」を読む - 今日もニコニコ乱読味読

    四天王寺の古本市で買った100円本。プラトンとかカントといった哲学者の名前を一切出さずに哲学のなんたるかを説いた本であります。14歳からの哲学入門書だから、年長けたオジンやオバンが読めばすいすい分かるか、といえば、無論そうではなくて「何回読んでも難解」という人も多いでせう。世はなんでもインスタントの時代でありますが、未だに「即席哲学の素」なる便利なツールは生まれない。 そもそも、哲学なんてもん、一切知らなくても生活になんの差し障りもない。逆に、勉強したって生活には何ほどの役にも立たず、金儲けの足しにもならない。ま、世間の99%の人はそう思っている。 それを言っちゃあおしまいだ、と著者は平易な言葉で、かつ情熱を込めて「物事の本質」を考えるように説きます。 ・考える ・自分とは誰か ・死をどう考えるか ・心はどこにある といった小見出しをつけてありますが、有り体に言って、中学生には荷が重い。ゲ

      池田晶子「14歳からの哲学」を読む - 今日もニコニコ乱読味読
    • 池田晶子著『勝っても負けても』を読んだ(その1) - 『犬の鼻先におなら』:楽天ブログ

      2011年01月26日 池田晶子著『勝っても負けても』を読んだ(その1) (2) テーマ:今日どんな本をよみましたか?(87722) カテゴリ:φ(..;)来た見た書いた お勧め。明快で、面白い。内緒だけどこれは哲学書。 面白い!皆さん、読みましょう。オススメ(^-^)d 終わり。 これで良いよなぁ。 哲学者池田晶子さん(46歳でお亡くなりになっています)の本は数多く出版され、また没後も順調に版も重ねています。 どの本も全て明快。「明快」と言う事がこれ程、気持ち良いとは(あぁ、だから明「快」なのか)。 どの本も“単純”な“一つ”の事を説いています。著作物は全てバリエーション。 また、逆に言えば、非常に“多く”の事を説いてもいます。 (「雪は一片一片別々の所に降るね」「いや、そうじゃないよ」「じゃぁ、どこに降るんだい」「ここだ!」いきなり相手の鼻を摘みあげる。「イタタタ」禅問答ですね) アフ

        池田晶子著『勝っても負けても』を読んだ(その1) - 『犬の鼻先におなら』:楽天ブログ
      • 「響け!ユーフォニアム」前売券第2弾、特典は池田晶子描き下ろしB2ポスター - コミックナタリー

        「響け!ユーフォニアム」前売券第2弾、特典は池田晶子描き下ろしB2ポスター 2018年12月7日 21:10 793 20 コミックナタリー編集部

          「響け!ユーフォニアム」前売券第2弾、特典は池田晶子描き下ろしB2ポスター - コミックナタリー
        • 池田晶子 | (池田晶子記念)わたくし、つまり Nobody賞

          池田晶子公式ページ 【略歴】 1960年(昭和35年)8月21日午後9時5分、東京の一隅に生を得る。 1983年(昭和58年)3月、慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻を卒業。 文筆家と自称する。池田某とも。 専門用語による「哲学」から哲学を解放する一方で、驚き、そして知りたいと欲してただひたすら考える、その無私の精神の軌跡をできるだけ正確に表わすこと──すなわち、考えるとはどういうことであるかを、そこに現われてくる果てしない自由の味わいとともに、日常の言葉で美しく語る「哲学エッセイ」を確立し、多くの読者を得る。とくに若い人々に、思い込みを捨てて本質を考えることの面白さと形而上の切実さを、存在の謎としての生死の大切を、語り続ける。 新宿御苑と神宮外苑の四季風景を執筆の伴とし、富士山麓の季節の巡りの中に憩いを得て遊ぶ。山を好み、先哲とコリー犬、そして美酒佳肴を生涯の友とする。 2007年(平成

          • 池田晶子著 『暮らしの哲学』より - 犯罪被害者の法哲学

            犯罪被害・刑罰・裁判員制度・いじめ・過労死などの問題について、法哲学(主に哲学)の視点から、考えたことを書いて参ります。 「不可能な『今年』」  p.185~187より 「今年の目標」という不思議な観念について、ふと思いました。大人になっても、そういう目標を立てる人はいます。「来年は飛躍の年にしたい」「今年こそは」と、人は言う。ちょうどこの暮れ頃からそれは始まって、年賀状でもそのように宣言し、正月3日間くらいは、自分でもそんなふうに唱えていたりする。「今年こそは飛躍の年にするぞ」。 しかし、可笑しいじゃないですか。正月3日もすると、そんなの見事に忘れちゃうんですよ。松がとれて、会社が始まって、日常の暮らしが再開されると、いつものように何となく続いていっちゃうんですよ。今年の目標? そんなこと言ったっけ。三日坊主。 人が「今年の目標」を持ちこたえたためしがないのは、「目標」が立派すぎるためで

              池田晶子著 『暮らしの哲学』より - 犯罪被害者の法哲学
            • 池田晶子さんの「ない神」についてと魂のバトン。 - 夢見るように、考えたい

              信仰をもたない私は、こんなこの世に在ってしまったそのことだけで、潰えかかる夜がある。神はなぜと私は問いたい、しかし答えがあるくらいなら誰が問いなどするだろう。魂の高貴さ、人はなぜこの魅惑的な言葉の響きを忘れることさえできるのか。愚劣だ、私はない神を見上げる。するとそこにプラトン、星のように高く光るあれら人類の哲学者たち。そして睥睨するヘーゲルなど。 精神を、さらにさらに高く精神性を掲げよ。やがてそれは滔々と立ち上がる光の柱、高貴な魂たちの勝利と祝祭、そのとき雄々しい知性が断固として君臨するのを、私は見る。神であってもなくてもどっちでもいい、しかしそれは確かなことだ、なぜならそこには歓びの感情ー。 池田晶子 『井筒俊彦著作集』第6巻付録、中央公論社、1992年10月 このあと池田さんは、「私たちの知性は、その高潔さによって、あんなにも遠く高く行けるものであることを、私は井筒氏に教わったような

                池田晶子さんの「ない神」についてと魂のバトン。 - 夢見るように、考えたい
              • 【速報】京アニ放火で残る25人の犠牲者氏名、京都府警が明らかに!ハルヒのキャラデザ池田晶子さんも : オタク.com -オタコム-

                記事によると・京都市伏見区のアニメ製作会社「京都アニメーション」第1スタジオが放火され、男女35人が死亡した事件で、京都府警捜査本部は27日、亡くなった人のうち、未公表だった25人(男性8人、女性17人)の氏名を明らかにした ・犠牲者には人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」でキャラクターデザインを担当した寺脇(池田)晶子さん(44)も含まれていた。 ・ほかに名前が明らかになったのは石田敦志さん、大野萌さん、丸子達就さん、森崎志保さん。 ・映画「涼宮ハルヒの消失」などを手掛けた武本康弘監督(47)ら、亡くなった人のうち10人(男性6人、女性4人)については、事件発生から2週間が経過した8月2日、遺族の理解を得られ、葬儀を済ましているとして府警は氏名を公表。残る25人については「引き続き実名公表について説明を行い、ご理解いただけるよう努力していく」としていた。

                  【速報】京アニ放火で残る25人の犠牲者氏名、京都府警が明らかに!ハルヒのキャラデザ池田晶子さんも : オタク.com -オタコム-
                • バカの壁を突破するものは何か。決まっている。脳に磨(と)がれた知恵の槍である――池田晶子さん - 電脳筆写『 心超臨界 』

                  【 このブログはメルマガ「こころは超臨界」の資料編として機能しています 】 『41歳からの哲学』 【 池田晶子、新潮社、p86 】 新潮新書、養老孟司氏の『バカの壁』がよく売れている。 私も読んでみた。いつも通りに面白い。言われていることはいつもと同じなのに、なぜ本書はとくによく売れているのか。 言うまでもなく、タイトルの力である。「バカの壁」、これがウケた。誰にも心当たりがある。自分の中にあるのではない。他人の中にそれを見る。そこがバカ受けしたのである。 「話せばわかる」なんて大ウソだと書いてある。折しも世界では、テロ、戦争、民族・宗教間の紛争が絶えず、日常では、アイツやコイツと話が合わない。知りたくないことに耳を貸さない人間に話が通じないという経験は、誰にも心当たりがある。そして、話が通じないのは、相手がバカだからだと、誰もが思っている。 誰もが腹立ちとともにそう思っているその経験、そ

                    バカの壁を突破するものは何か。決まっている。脳に磨(と)がれた知恵の槍である――池田晶子さん - 電脳筆写『 心超臨界 』
                  • 池田晶子著 『人間自身 考えることに終わりなく』 第Ⅰ章「生死は平等である」より - 犯罪被害者の法哲学

                    犯罪被害・刑罰・裁判員制度・いじめ・過労死などの問題について、法哲学(主に哲学)の視点から、考えたことを書いて参ります。 先日亡くなった池田晶子氏は、犯罪や裁判、法律についてよく言及していた。法律的な文脈ではない。数字やデータは全く登場しない。あくまでも哲学的な「善悪」からの考察である。現代社会における犯罪や裁判への批判は数多くあるが、池田氏のような切り口は、他に類を見ないものであった。大阪大学名誉教授・大峯顕氏が述べている通り、人間とは何のために生きているのかという原点に遡った考察は、池田氏をおいて他にいなかった。 池田氏の述べる犯罪論、法律論は、法曹界とはあまりにも言語レベルが違っていた。法曹界の人間にとっては意味がわからない。もしくは、意味がわかったとしても、仕事上それに納得することは許されない。「法律は時代や場所によってコロコロ変わるものである」など、法曹界の人間はその立場上、口が

                      池田晶子著 『人間自身 考えることに終わりなく』 第Ⅰ章「生死は平等である」より - 犯罪被害者の法哲学
                    • 『不可能性の時代』(岩波新書) - 哲学とワインと・・ 池田晶子ファンのブログ

                      題名が、あのアローの不可能性定理をもじったものかと思いきや、読んでみるとアローの不可能性定理とは何の関係もなかった。しかし、この本がタイムリーだと感じたのは、(決して著者は意図はしなかったのだろうが)最近報道で話題になったべシャワール会のことが末尾に触れられているからだ。 この本の内容をあえて一言で紹介すると、現代日本における社会現象を精神分析的に著述したもの、とでもいうのだろうか。オタクの分析など、冗談ぽく感じられるが、実際には徹底的に真面目な社会学の本である。むしろ新書にしては、多くの情報を短い文で圧縮して書いているような、難しい言い回しが多くて、やや理解を難しそうにしているような内容であった。 さて、著者の論旨の大まかな流れを端的に整理すると、戦後の「理想の時代」は60年代がピークであったが、70年を境に「虚構の時代」となり、90年代以降から現代を「不可能性の時代」とする。「理想の時

                        『不可能性の時代』(岩波新書) - 哲学とワインと・・ 池田晶子ファンのブログ
                      • 池田晶子著 『新・考えるヒント』 第4章「良心」より 後半 - 犯罪被害者の法哲学

                        犯罪被害・刑罰・裁判員制度・いじめ・過労死などの問題について、法哲学(主に哲学)の視点から、考えたことを書いて参ります。 近代刑法の原則における「自由」とは、国家権力からの人身の自由の保障であり、罪刑法定主義の自由保障機能のことである。しかし、これでは哲学的な問いの所在などわからないし、犯罪被害者が何に苦しんでいるのかもわからない。近代刑法の原則を掲げられてしまうと、厳罰化に反対するならば最初から飲酒運転をしなければよいという常識が通用しなくなる。簡単な話をわざわざ難しくしているようである。 今回、刑法に「自動車運転過失致死傷罪」が新設され、刑の上限が懲役・禁固7年にまで引き上げられた。これではまだまだ軽いという意見と、厳罰化に反対する意見とがあるが、この両者が捉えている地点は絶望的にずれている。失われた人間の生命は、たった7年間刑務所に入ったくらいでは償えるものではない。これが哲学的な真

                          池田晶子著 『新・考えるヒント』 第4章「良心」より 後半 - 犯罪被害者の法哲学
                        • 池田晶子『あたりまえなことばかり』 : 時折書房

                          2009年01月31日 06:15 カテゴリイ-池田晶子 池田晶子『あたりまえなことばかり』 Posted by henry_mania No Comments No Trackbacks あたりまえなことばかり クチコミを見る 「自分探し」に対する違和感のペース。内容(「MARC」データベースより) 幸福、癒し、老いの意味から哲学と笑いのツボまで疾駆する思考が世の常識を徹底的に覆す。ギリシャ哲学、ときに時事問題にも及ぶ論考14本を収めた哲学エッセイ集。『季刊仏教』『草思』などに連載されたものを含む。 しばらく前に読んだ本の整理をしています。 今回は、池田晶子さん。 ここんところ、「大人」とか「成熟」とかいったテーマの周辺を旋回しているのですが、「大人になれない」社会の一つの象徴のようなキータームとして「自分探し」という現象というか流行があると思います。このブログでも、「自分探し」という現

                            池田晶子『あたりまえなことばかり』 : 時折書房
                          • 『~自分に合った仕事~  池田晶子(哲学者)』

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                              『~自分に合った仕事~  池田晶子(哲学者)』