米軍施設跡地と相鉄線瀬谷駅を結ぶ交通網 瀬谷区は神奈川県横浜市に最西部に位置する、南北細長い地形が特徴のエリアだ。農業地帯として発展し、大正時代に神中鉄道(現在の相鉄本線)が開通したことで住宅地となり、田園・農村都市かつ東京・横浜など都心部のベッドタウン的な性格が加わったまちとして発展を遂げてきた。 横浜市でもっとも緑が多く落ち着いた環境が特徴の瀬谷区。人口は1969年の区制施行時点の約7万人から増加を続け、78年に10万人を突破。以降は12万人台で推移している。画像は瀬谷駅。区内には相模鉄道相鉄本線の瀬谷駅と三ツ境駅が通っており、現在はJRや東急東横線の直通運行も始まったことから、都心部へのアクセスは格段によくなった。駅前にはショッピングモールも栄え、日常の買い物にも困らない。 そんな瀬谷区だが、横浜市は道路混雑の抑制や交通利便性の向上、将来的には誰もが移動しやすい持続か可能な地域交通を