ロシア・サンクトペテルブルクで、「海軍の日」の水上軍事パレードを閲兵する(左から)ウラジーミル・プーチン大統領、セルゲイ・ショイグ国防相、ニコライ・エフメノフ海軍総司令官(2022年7月31日撮影)。(c)Mikhail KLIMENTYEV / Sputnik Host Photo Agency / AFP 【8月1日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は「海軍の日」の7月31日、世界の海洋支配をもくろむ米国と北大西洋条約機構(NATO)の拡大がロシアにとって大きな脅威だとする新たな海洋ドクトリンを承認した。 55ページの新ドクトリンでは、米国の「世界の海洋を支配しようとの戦略目標」と、ロシア国境に迫るNATOの軍事設備が、ロシアの安全保障と発展に対する「主な課題と脅威」になっていると指摘。「ロシアの独立した内政・外交政策は、海洋をはじめとする世