「バックムーン」とは7月の満月の呼び名です。この呼び名はアメリカが発祥とされていて、英語で書くと「Buck Moon」となります。 「Buck」はオスの鹿を意味しており、ちょうどオスの鹿の象徴でもある角が生え替わる時期であることから、7月の満月をバックムーンと呼ぶようになりました。 実は、満月は月ごとに様々な呼び名があり、呼び名の発祥はアメリカ先住民であると言われています。 昔の暦は今使っている「太陽暦」ではなく、月の満ち欠けを周期にした「太陰暦」を使用していました。満月から次の満月までは平均で約29.5日の間隔でやってきます。狩りや作物の収穫など自然と隣り合わせの生活を送る上で指標となっていたのが夜空に浮かぶ月です。中でも満月は目印となる特別なものとして、その月ごとにまつわる生き物や作物などから月の名前を付けたと言われています。 例えば、4月は春の鮮やかなピンク色の花が咲く頃で「ピンクム