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激藪の検索結果1 - 32 件 / 32件

  • 夕張炭鉱 神通坑跡 探検

    燃ゆるヤマ 2014年現在の夕張市の人口は10,000人を割る。 1960年(昭和35年)ピーク時の人口は11万人。 当時、東京と同時期に映画が封切られ、テレビの普及率も高かった。 夕張本町の東側、東山中学校跡から山中へアクセスする。 かつては炭住が林立していたようだが、 現在は静かな森だ。 林道を歩き、南東へ向かう。 今回はミラーコンパスを多用して 道なき道を登るつもりだ。 林道脇の山中には大きな石垣があった。 何かの施設があったのかもしれないが、 今となっては解らない。 ここからは熊笹の茂る激藪に入る。 北面の谷下に何か遺構があったが、 時代的に最近の施設らしい。 熊笹の茂る激藪を進む。 方位だけを確認し、もう少し南東を目指す。 鹿道でも見つかれば楽そうだが・・・ 藪の向こうに廃祉が見えた。 何か危険物の貯蔵施設か、 当時の遺構を後に流用したようだ。 方位だけで進むと、 更に藪が激しく

      夕張炭鉱 神通坑跡 探検
    • 皇海山・鋸山登山!庚申山荘、六林班峠の藪に道迷い!?鎖場梯子に要注意!(後編) - アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

      皇海山・鋸山登山について 皇海山・鋸山登山と六林班峠、庚申七滝の動画及び前回までの登山記事 皇海山、鋸山、庚申山荘、六林班峠登山の詳細とアクセス・駐車場について 庚申山荘~鋸山~皇海山~六林班峠(藪・鎖場梯子)のコース状況 皇海山周辺の熊出没について 庚申山荘の宿泊料金・テント泊について 皇海山・鋸山・庚申山荘・六林班峠のコースタイム・ルート・標高差 庚申山荘から庚申山登山とルートの様子 鋸山登山とルートの様子(鎖場・梯子の滑落要注意コース) 皇海山登山とルートの様子、渡良瀬川の水源について 六林班峠への登山と激薮道迷いルートの様子 庚申山荘・庚申七滝の様子について まとめ 皇海山・鋸山登山について 中編に引き続きまして、皇海山へ登山した続きになります! よ~やくお目当ての皇海山へ登ることが出来たのですが、今回のルートには難所の「鋸山」が鎮座しているので、なかなか侮れないルートになっており

        皇海山・鋸山登山!庚申山荘、六林班峠の藪に道迷い!?鎖場梯子に要注意!(後編) - アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?
      • 新しい事業形態を考えてみた 地方の負動産スタイル - 駅近!マンション2LDKペット可物件

        森の中に中古の別宅を購入したのがもう8年も前。 一番近いお隣さんは50mほど離れていて、木々に遮られていてお互いが見えない。 ほぼ、ぽつんと一軒家状態。 建屋は雨漏りはしていないものの、材木はところどころ腐ってるし、水回りは漏り放題で、落雷のためか電気を使う製品は全て壊滅。 周囲は激藪、草ボウボウ、虫だらけ。 そんな山小屋風建物をコツコツとメンテして、森の中へ入り敷地整備を始めた時にふと気が付きました。 「これってアウトドアライフだよなあ。」 キャンプ場でテントを張って、焚き火を囲んでメシを作るのがアウトドア生活なら、山の中の住宅で一人静かに過ごすのもアウトドア生活だなと新ためて思った。 その頃は、別荘田舎暮らしや週末田舎暮らしという生活スタイルが徐々に芽生え始めてきた時期。 どんどん田舎暮らしを希望する人口が増えてきて、田舎ターンという言葉が出てくると、「古民家」が次第にマスメディアに取

          新しい事業形態を考えてみた 地方の負動産スタイル - 駅近!マンション2LDKペット可物件
        • OMM Japan 2023北八ヶ岳参戦記 - カモシカロングトレイル

          OMM japan 2023北八ヶ岳に行ってきました OMM レース内容の振り返り反省点 OMM 装備の振り返り反省点 ウェア 宿泊装備 まとめ OMM japan 2023北八ヶ岳に行ってきました 誰が呼んだか山の総合格闘技と言われるOMM2023に行ってきました。 今回はなんと参加者数1500名という、山のスポーツイベントとしては超大規模。 オリエンテーリング、アドベンチャーレース、トレイルランニング、ULハイキング、トラディショナルハイキングなど、色々な分野の人が思い思いの目標を掲げたり掲げなかったりして参加してきます。 朝、私よりも遠方からくるバディに車で途中で拾ってもらいました。 高速道路を降りるとなかなか食べ物屋さんがないため、24時間食事が摂れる諏訪湖SAでお蕎麦を頂いて 会場駐車場には6時過ぎに到着。 ここまでで既に景色、特に朝焼けがキレイ(画像無し)。 そして二人とも口だ

            OMM Japan 2023北八ヶ岳参戦記 - カモシカロングトレイル
          • 2022年4月23日 近畿自然歩道5日目(通算177日) 兵庫県姫路市砥堀~小野市鴨池キャンプ場 久しぶりの激藪に悪戦苦闘 - とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

            本日は2週間ぶりの自然歩道トレッキング。先週末は断れない仕事が入ってしまったためトレッキングはお休みだった。すでに身体が鈍ってしまっている。 始発の地下鉄に乗り、山陽新幹線を博多、広島、姫路と乗り継ぐ。 6時ちょうどの~、のぞみ2号で~、 姫路からは8:39発の播但線に乗車。姫路駅では新幹線の改札を通り、JRの改札を通り、再度JR構内で播但線の改札を通る。仕組みがよく分からないが、問題なく通過はできる。 姫路駅のJR改札内に、播但線専用の改札がもう一回。なぜだ? ちょっとクラシックな感じの播但線に乗る 前回、近畿自然歩道を離脱した砥堀には、定刻どおりの8:52に到着し、8:53に行動開始。 住宅地を抜け、市川を生野橋で越える。生野橋から県道218号線となり交通量が増える。さいわい歩道はある。 市川を越える 県道218号線の交通量は多い 9:28に県道を右折して、播但連絡道路砥堀インターをく

              2022年4月23日 近畿自然歩道5日目(通算177日) 兵庫県姫路市砥堀~小野市鴨池キャンプ場 久しぶりの激藪に悪戦苦闘 - とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。
            • 2019年6月3日 金剛堂山(栃谷登山道) - アウトドアと飯のあれ

              暑い日に冷えたみかんを食べるのが最高に幸せ。 というわけでね、山行ってきました。 暑気払いというよりも暑気纏いという感じが拭えませんが。 今回向かったのは猛々しい名前を持つ、金剛堂山です。 ----- 金剛堂山。標高1,650m。(中金剛。山頂標識のある前金剛は1,637m。) 日本二百名山の一峰。飛騨高地に属する。 周辺には風雪を遮る山がなく、暴風雪の影響を直接受ける風衝地帯であり、 そのため山頂付近は高い木々がないので眺望が良い、飛騨高地の深部である。 ----- 2週間前の白木峰から見えた金剛堂山が、雄大で魅力的でした。 白木峰と大長谷川を挟み、対岸に聳えています。 白木峰からの金剛堂山。(中央) 日曜日は人形山の開山祭。 どちらにしようかなと思っていたのですが、 人形山は登山道までのアクセスがダートで、車で行くのは少し躊躇…。 ということで、雪解けで良い塩梅となったこちらへ足を運ん

                2019年6月3日 金剛堂山(栃谷登山道) - アウトドアと飯のあれ
              • 2021年10月24日 中国自然歩道2日目 山口県下関市深坂自然の森~下関市豊浦町川棚 川棚名物は瓦そば - とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。

                今朝は山口県下関市の深坂自然の森キャンプ場で6:00に目を覚ました。明け方は少し冷え込んだが、シュラフがあれば大丈夫なほどだった。日の出は6:30で、谷間のキャンプサイトにはまだ日が差してこない。 深坂自然の森キャンプ場 ガスコンロでお湯を沸かし、まずはコーヒー。キリッと目が覚めた。周囲の家族連れのテントはまだ就寝中のよう。静かに撤収作業を行い、7:00に行動を開始した。 深坂溜池 まずは昨日歩いてきた深坂ため池まで戻り、7:22から竜王山登山口に取り付く。EADASのデータで中国自然歩道のコースとなっている池に沿ったルートは、崩落のため通行止めと表示が書かれている。 ダム体の鳥居が登山口 狛犬も送り出してくれる 池に沿った道が通行止め 後ろから来たペアの方が、迂回路はこちらと教えてくれた。次の分岐点では、中国自然歩道ならばきっとロングコースだと、稜線に出る登山道を教えてくれた。結果的には

                  2021年10月24日 中国自然歩道2日目 山口県下関市深坂自然の森~下関市豊浦町川棚 川棚名物は瓦そば - とりあえず、歩くか。晴れた日は星空の下で寝るのもいい。
                • 【山さ行がねが】道路レポート 国道253号旧道 八箇峠

                  山行が合調隊メンバーのふみやん氏(新潟県長岡市在住)より、今からだいぶ前に現地の廃道情報がもたらされた。 それは、新潟県十日町市と南魚沼市を結ぶ八箇峠の旧国道に関するものであった。 彼は普段から余り感情を表に出すことはないが、こと、この八箇峠については、並ならぬ感情が含まれている気がした。 そして、彼は言った。 「夏場には近づけない」 -らしいと。 私は、彼が示すいくつかのサイトのレポートを見たが、確かに偉大なる先人の数人が峠に辿り着いてはいるものの、みな、盛夏期を避けているようだ。 はたして、夏場にはどんな景観がそこにあるのだろう。 本当に、近付くことさえ出来ないというのだろうか。 たかが、たかが薮ではないのか?! 別に私は、そんな無意味な挑戦に駆られたわけでは決して無く、単に、この時期に通りかかってしまっただけである。 まさか、あんな重大な困難が待ち受けているとは、思っていなかった。

                  • 隧道探険隊

                    山行がの歴史に欠くことの出来ない1ページを刻んだ笹立隧道。 2003年の2月初頭、善法寺側から雪の山道を辿り隧道に至り、そこで自身の限界と戦いながら、閉塞寸前となったおおよそ200mの洞内を、潜り抜けた。 その模様は、隧道レポートに認められているから、古い読者ならばご存じの方も多かろう。 しかし、今当時のレポートを改めて読み直してみると、誠に恥ずかしい部分が多い。 それは、文章の拙さや大仰な表現といった部分だけではなくて、むしろ、あの頃の現実そのものであった、装備の未熟さによるところが大きい。 そこがまた、必要以上に、私に苦痛と、恐怖感を強いていたのだろうし、穿った見方をすれば、そこが、レポートとして評判が良かった理由かも知れない。 話がそれた。 私は、あれから3年あまりを経た2005年の6月1日に、再訪した。 そして、隧道自体については、難なく通り抜けることも出来た。 一度は通り抜けてい

                    • 【山さ行がねが】ミニレポート第147回 大多喜町横山の謎の橋

                      東京に引っ越して2年、房総半島の東半分には立ち入ったことが無かった私だが、今回初めて東海岸に属する夷隅(いすみ)郡のなかでは西寄りの大多喜(おおたき)町に行ってみた。 もちろん何のあてもなく行ったわけではなく、廃なるものの呼び声に導かれたのである。 「でもミニレポ?」 夷隅在住のあなた、そう残念がらないで欲しい。 行ったのはここだけではない。 だが、ここが最初である。 2009年3月18日から20日にかけて行われた「房総東部探索」は、この探索によって幕を開けた。 場所は右図の通り。 大多喜町の中心部から北西に2kmほど行った横山地区。 国道からは1km弱西に入った沢沿いである。 この地図上には沢に沿って1本の行き止まりの道と小さな溜め池が描かれているだけだが、現地にはここにないものが…。 朝6時前、まだ明けきらない空の下、私の初めての夷隅郡での探索が始まった。 初めての土地というのは、緊張

                      • 山行記録: 二度と登りたくない錫杖岳「危険度MAX・沢登り、危険地帯、道迷い、激藪漕ぎを堪能三昧」

                        山に登って支援しよう! Give my Climb運動は、登った山の標高分の金額(2017mなら2017円)を募金する運動です。詳しくはこちら

                          山行記録: 二度と登りたくない錫杖岳「危険度MAX・沢登り、危険地帯、道迷い、激藪漕ぎを堪能三昧」
                        • 山行記録: 【鶏冠山】ついでに甲武信

                          【駐車場-鶏冠山分岐】 整備されたほぼ平坦な川沿いの遊歩道を30分ほど歩きます。いいウォーミングアップになります。 二俣吊橋を渡るとすぐに西沢渓谷の看板があり、この右側から鶏冠山への道が分岐してますが、しっかりと標識もありわかりやすいです。 【鶏冠山分岐-鶏冠尾根取り付き】 山行前のリサーチではこの区間を3回渡渉するレコが多かったのですが、東沢右岸を登山口のある鶏冠谷出合まで明瞭な道がつけられています。 渡渉は出合の東沢を右岸から左岸(鶏冠谷の右岸)への1回だけですみます。 この日は入水することなく飛び石のみで渡れました。 【鶏冠尾根:鶏冠山山頂まで】 序盤は自然林に囲まれた急登が続きます。 しかしルートは明瞭で標識やテープ類も多く一般登山道とあまり変わりなく迷うことはないでしょう。標高1700mぐらいからトラロープがちょいちょい出現し気分が盛り上がってきます。ロープエリアを抜けると展望が

                            山行記録: 【鶏冠山】ついでに甲武信
                          • 【山さ行がねが】道路レポート 東京都道211号若郷新島港線

                            2013/3/31 13:37 《現在地》 石タイル貼りのおかげで、どこか古代の遺跡のように見えなくもない吹上げ洞門。 この洞門の内部は2車線分の車道があるが、その外側にはひさしを設けて歩道を迂回させてある。 その歩道の入口に垂れ下がっているのは、前回登場した電柱に結ばれていた電線であろう。 この道は本村と若郷の唯一の往来路であったのみならず、発電所や電話局を持たない若郷にとってはライフラインでもあったようだ。 それでは、いざ入洞! 極めて対照的な洞外と洞内の路面状況。 洞内はこちらから奥に向かって結構な上り坂になっているにもかかわらず、坑口から20mほど奥まで目の細かい土砂(おそらく火山灰土)が侵入していた。 極めて流動性の強い土石流が、過去に坑口付近を襲った事が見て取れた。 それにしても、長さ100mほどのこの洞門を設置した関係者は、こんな結末を相当悔しく思っているのではないだろうか。

                            • 鏡ヶ沼 -日本湖沼めぐり-

                              那須の最高峰、三本槍岳の北側、裏那須の下郷町の山中にある鏡ヶ池。 那須といば栃木県の観光地ですが、那須岳の最高峰である三本槍岳は、栃木県と福島県の県境にあります。すこし北側に進めばもうそこは東北地方。いささか急な坂ではありますが、三本槍岳から急坂を下ったところに平地があり、そこに鏡ヶ沼があります。 「鏡」の名を冠する湖沼はいずれも、水面に映る景色を水鏡に見立てて命名されたものが多いと思いますが、この鏡ヶ沼も例外ではないでしょう。 私がこの沼の存在を知ったのは、裏那須を紹介する登山記録の写真を目にしたのが最初です。おそらく稜線から撮った写真と思われ、それはもう美しい紅葉のなかに佇む沼の写真がとても印象的でした。 しかし、なぜかその景色からは縁遠く、2013年の秋に下郷町からアタックするも、林道大峠線の崩落により断念。反対側の三本槍岳から再挑戦するも、そちらも激藪に叩き返されて断念しました。

                              • 『東北自然歩道岩手No.9 湯治場のみち 22.11.19』

                                このところ日課というか週課になっている東北自然歩道歩きに今週も行ってきました。 今回は自然歩道No.10と14を繋ぐ連絡路から枝分かれさせてNo.9湯治場の道を歩いています。 中途半端な位置からのスタートであるため、花巻駅前に車を停め岩手県交通花巻温泉線に乗車。 椚の目バス停で下車しスタート位置に着きました。 ちなみに駐車場は8時間まで300円、現金レス支払い可です。 ご参考までに。 それでは、東北自然歩道「湯治湯のみち」行ってみましょう! 以前、自然歩道を歩いた時の赤線と繋げるため花巻北上自転車道の途中からルートを分岐させる。 「要らんコダワリだっぺ…」 まずは自然歩道「湯治場のみち」の北の起点である円万寺へ向けて歩いていく。 つなぎの区間なので特に何かあるわけではない。 なるべく最短と思われる道を選んで進むだけだ。 堰合の集落にある高庄酒店から山の方へ続く道に入っていく。 他に目印は無

                                  『東北自然歩道岩手No.9 湯治場のみち 22.11.19』
                                • 【山さ行がねが】道路レポート 国道291号清水峠 (新潟側)

                                  2007/10/8 7:08 一晩中畏れていた事態が、現実の物となってしまった。 10月8日の出発から僅か30分。 ナル水沢か這い上がるルートを見出せず、撤収を決断した。 13時間半にも及んだ清水国道の踏査は、ここに「敗北」という結末を迎えたのである。 写真は、ナル水沢の下降を断念した滝の落ち口より、上流を振り返って撮影。 降りしきる雨が写っている。 我々は、早急に下山する必要を感じた。 すなわち、下山ルート上で必ず徒渉しなければならない檜倉沢の増水というリスクである。 天気予報は、この雨が本日一杯降り続くことを予言していた。 午前7時10分、我々は来た道を戻り始めた。 昨日よりは幾分軽くなったとはいえ、普段の探索から見ればまだまだ恐ろしく重い荷物を背負い、少し前に下った分の沢を登り直す。 下ってくるときには、まだ幾分の希望も見ていたが、今はもう絶望だけ。 断念を決定してから野営地に戻るま

                                  • 夜叉ヶ池から激藪の三国岳を目指して・・・

                                    いち 自然を愛する登山ブロガー。登山歴10年目、登頂200座以上。山行記録が誰かの力になればと記録を続けています。登山者に幸あれ!

                                      夜叉ヶ池から激藪の三国岳を目指して・・・
                                    • 【山さ行がねが】ミニレポート

                                      これまで、山行がでも何度も名前が出てきた小阿仁林鉄。 北秋田郡上小阿仁村を南北に縦貫し、太平山系の膨大な森林資源を開発するために敷設された、県下最大級の森林鉄道である。 能代市(旧二ツ井町)の天神貯木場から、小阿仁川に沿うてひたすらに南下し、終点は上小阿仁村最南端の萩形(はぎなり)の奥地で、本線だけでも全長43kmに達する。 これに、無数の支線網が沢ごとに伸びており、総延長は計り知れない。 小阿仁林鉄は一般的な路線延伸のイメージとは異なり、起点から順次奥地へと伸ばされたのではなく、中央部から小阿仁川に沿って南北へそれぞれ延伸されてきた経緯を持つ。 上流へは新たな森林資源を求めて、下流方向へは、非効率的な舟運への依存を減らし、最大の集散地である二ツ井への直接の乗り入れを目指し、長い年月をかけて伸ばされた。 その最終延伸区間が、小阿仁川の母流である阿仁川の積み出し港「増沢」から、一山隔てた二ツ

                                      • 東北百名山(8) 青森県の山(20) 櫛ヶ峰登頂しました

                                        まとまった時間を確保してお山に登るのはやはり平日。 ということで、平日にお休みをいただいて櫛ヶ峰に行ってきました。 睡蓮沼 睡蓮沼で日の出を見てから登ろうと思ってたんですが、30分程寝坊して5:35に到着orz 日の出には間に合わなかっし、雲が多いけどこれはこれで荘厳な感じ。 猿倉温泉 5:42に猿倉温泉に到着し、早速出発。 南八甲田は山深いので気合を入れて、長袖長ズボンで臨みます。 北八甲田と同じような、いい感じの標柱が立ってますね。 序盤戦は笹や草は少なく、小さ目の石と、湿った土の道を行きます。 登山道も整備されてて、標柱もあって安心感ありますね。 路面はウエットな所が多いので、足の置き場に気をつけて靴を濡らさないよう進みます。 ちょっと開けたところからはいい眺め。湿原の景色が素敵です。 だんだんと笹が多くなってきました。 矢櫃橋までは約1時間で到着。 上流側は岩岩しています。 下流側

                                          東北百名山(8) 青森県の山(20) 櫛ヶ峰登頂しました
                                        • 山行記録: 四條畷神社周回〜星田駅 日高山ルートロス現場検証を室池・清滝から でもまた激藪・・

                                          JR四条畷駅〜御机神社 町中のアスファルト舗装路歩きです。 御机神社階段口〜四條畷神社〜御机神社階段口(周回) 山中のルートはメインのルートを選びましたが、ハイキングルートまでは草の張り出しが多かったです。ハイキングルートは安定した土道と階段で、その後は境内の階段や町中の舗装路歩きです。 御机神社階段口〜室池 最初は舗装路歩きですが、分岐以降は砂利の林道と一般的な土と階段の登山道です。 室池〜野外活動センター〜清滝逢阪集落 むろいけ園地内は土の遊歩道中心ですが、その後は交通量の多い車道を歩きます。 本来概ね歩道がありますが、草の処理がされていなくて車道を歩く部分もあるので危険もあります。 清滝逢阪集落〜日高山 最初は轍のある土の農道を歩きます。 その後は草だらけの狭いルートを歩きます。草が無ければルートは明瞭です。 日高山〜星田山・星田新池分岐点 星田山・星田新池分岐点までは多少倒木がある

                                            山行記録: 四條畷神社周回〜星田駅 日高山ルートロス現場検証を室池・清滝から でもまた激藪・・
                                          • 【山さ行がねが】廃線レポート 横黒線(北上線)旧線 大荒沢駅跡

                                            10年ぶりの好機、来たる。 岩手県公式サイトに、「仙人発電所及び和賀川発電所の定期点検等に伴う湯田ダム水位低下」というお知らせが、平成26年8月4日に掲載された。 これによると、湯田ダムの水位を「通常低下させる最も低い水位」よりも更に約6.5m下げて定期点検を行うという。 またその期間は、平成26年9月21日~平成26年11月30日で、それ以前の8月上旬から徐々に水位を下げていくらしい。 このお知らせを見た瞬間、私の目の前には土色に干上がった広大な土地が広がった。 そして大地の中央には、立派なホームを何面も横たえた巨大な駅の姿が見えた。 それは、今からちょうど10年前、間近に見ながら近付かず、そのまま水中へと見送ってしまった“幻の駅”。 その名は、大荒沢。 あのときは水没した廃隧道が攻略目標であったとはいえ、探索の過程で間近に見えた廃駅へまるで近付かなかったのは、後の私に大きな心残りを与え

                                            • 【山さ行がねが】道路レポート 群馬県道63号水上片品線旧道 須田貝地区

                                              2010/8/24 12:43 《現在地》 全面崩壊を予感させる須田貝隧道、南口坑門。 それは、「廃隧道とはかくあるべき」と言いたくなるような “完璧な姿” だった。 完璧。 まるで大自然に取り残された文明の欠片。 武骨でなにも飾らぬ坑門が、孤立無援で立ち尽くす。 私の大好物。 しかし、この暗がりで誰に看取られることなく死ぬのか。 役目を終えた道路の平凡な末路だが、哀れである。 近くで見るとこちら側にも、鉄パイプのバリケードの痕跡があった。 しかし、折り畳むように崩れた後は誰も修理しないらしい。 南口さえ塞いでおけば、立ち入る人もおるまいということか。 これなどはトンネルの両坑門が表裏を分けた典型で、集落に面していた南口が表、山と湖に面した北口が裏なのであろう。 さて、こんなに荒れ果ててしまった南口だが、ここから先にはどんな道が続いているのだろう。 上の2枚の写真では信じられないかも知れな

                                                【山さ行がねが】道路レポート 群馬県道63号水上片品線旧道 須田貝地区
                                              • 2020年6月6日 高頭山 - アウトドアと飯のあれ

                                                やあ。 この土日が過ぎると、来週からそろそろ梅雨入りの気配が漂ってきそうです。 1ヶ月くらいは長引くのかな? 梅雨でウイルスが洗い流されて、7月のシーズンを迎えたいものです。 さて、今回はちょっと渋めの山、高頭(たかずこ)山へ。 ----- 高頭山。標高1,210m。『富山の百山』の一峰。 播隆上人生誕の集落に聳える、幽谷のブナと笹藪の山。 眺望は開けないが、春期にはススタケを求めて多くの登山客が訪れる。 ----- 槍ヶ岳を開山した播隆上人は富山県の出身ですが、 その位置まで詳しく知らない方も多いことでしょう。 そこは富山市(旧大山町)河内(かわち)という、熊野川を遡った奥地の集落。 市街地から山肌を縫うような道を車で30分以上、 今では住む人も途絶えましたが、伝説を求めてやってくる人も少なくない。 そしてこの奥地にあるのが、今回の目的地 高頭山なのです。 播隆の故郷の里山、彼も登ったの

                                                  2020年6月6日 高頭山 - アウトドアと飯のあれ
                                                • 【山さ行がねが】隧道レポート 太郎丸隧道(仮称)

                                                  ※このレポートは単独でもお読みいただけますが、ミニレポート177「法末の丑松洞門」の続きとなりますので、先にご覧頂くことをオススメします。 【周辺地図(マピオン)】 今回の中越地方における山チャリ&オブローディングツアーの〆は、この太郎丸隧道と決めていた。 この隧道については既にいくつかの訪問記がネット上に上がっているが、実は正式な名前は分かってない…みたいだ。 しかし私も確たる答えを知らないので、一度聞いたら忘れないインパクトをもった「太郎丸隧道」の名前を、使わせて貰うことにしよう。 その先行した方々はだいたい、この隧道に西側から辿りついているようである。 それで東側のレポートは見あたらない。(見逃していればごめんなさい) ということで、それが後進者の義務と言えるかは知らないが、今回私は、現状不明の東側からアプローチしようと思う。 多少無理をしても、隧道まで辿り着きさえすれば、貫通はして

                                                  • 隧道探険隊

                                                    主要地方道寒河江西川線は、寒河江(さがえ)市のJR左沢(あてらざわ)線羽前高松駅付近で国道287号線から分かれ、国道112号線と寒河江川を挟み平行して西進。約13kmをもって西川町間沢にて国道112号線に合流して終わる、国道を補完し地域ネットワークを構成する路線である。 寒河江川に沿っては他に山形自動車道が、目を瞠るほどの高所を連続した橋梁とトンネルでもって通過しており、この三つの道が絡まり合うようにして、庄内地方と山形地方の動脈を形成している。 さてこの一角に、極めて現道の近くにありながら、今日ではその存在が現道から全く関知できなくなってしまった旧隧道が存在する。 その名も、吉川隧道。 「山形の廃道」サイトによると、昭和11年竣工の全長89,8m。 私がこの旧隧道の存在を「山形の廃道」さんのレポートにより知った2003年6月。 私は一度目の接近を試みている。 その日は抜けるような快晴で、

                                                    • 【山さ行がねが】ミニレポート

                                                      この小国町界隈の国道113号線には、かなりの数の旧橋・旧旧橋が存在しており、しかも、それらの多くが何らかの遺構を今に残している。 それらのうち主な物を表したのが、上図である。 このレポを執筆している段階では、東から見て行って、宇津峠・上杉橋・下杉橋、そして少し飛んで松栗沢橋を紹介している。 そして、今回は、明沢橋とその前後の旧道区間を紹介したい。 一連の旧道は、国道113号線を西進する時、現道の沼沢トンネルの手前で左に別れる。 この先はJR米坂線羽前沼沢駅を中心とした沼沢の集落であり、旧道は生活道路として大切に利用されている。 旧道に折れると即座に線路を渡る。 そして、間瀬川に迫り出した巌を切り取ったカーブの向こうに集落が見えてくる。 この場所の景色は、少しばかり目を惹く。 もともとは山際から続いていたはずの尾根が鉄道と旧国道に連続して切り取られており、尖塔のような小山を残しているのだ。

                                                      • ねむいさんのぶろぐ | GPS/GNSS

                                                        !告! DropBoxの仕様変更に伴いまして過去の記事の画像が 見えなくなっていた問題はようやく解消しました! 現在EDGEで正常に閲覧できるよう過去の記事を適宜修正中です。 GNSSモジュールを試用する20 -ublox SAM-M10Qはぢめました- ●入信 ついに…ねむいさんもublox教に入信しました!!! よく来たわね、いらっしゃい☆(C.V.:久本雅美) ubloxのM10チップが使用されたSAM-M10Qです!!!! そのSAM-M10Qが乗ったモジュールをAliexpressで出店していた MAKESYS社から直接購入しました! 2013年から10年間使用し続けたGms-G9モジュールとのスペック 比較です。10年たつと隔世の感がしますね…特に消費電力の 低さが際立ってますね〜 ちなみに2023年現在かつてのみちびき一号機(PRN193)は引退して 電波は受信ができなくなり

                                                          ねむいさんのぶろぐ | GPS/GNSS
                                                        • 【山さ行がねが】道路レポート 青ヶ島大千代港攻略作戦

                                                          7:58 《現在地》 この全天球画像をぐりぐりして、私がいまいる場所を “感じて” 欲しい。 今回の探索ほど、一方向しか同時には見せることができない通常の写真で伝え切ることは難しいと思ったことはない。 私の興奮も、苦悩も、恐怖も、この全天球画像にはたっぷりと詰まっている。 下って“来た”方も、これから下って“行く”方も、どちらも見て欲しい。 ……どこへ行けばいいのか分からないと思われたかも知れないが、それが私と同じ気持ちでしたから!(涙) また状況を一度整理しよう。 今いるここは、ただの斜面でもなければ、ただの道でもない。 便宜上は「D」地点と名付けているが、大崩壊以前に港まで通じていた旧村道の階段と、私が今回下ってきた大崩壊後の仮設階段通路という二つの道が、ここで合流している。 この状況は特別であり、今後の進路を考える上でも重要な地点といえた。 そしてこの「D」地点は、GPSの画面に表示

                                                          • 夜叉ヶ池から激藪の三国岳を目指して・・・

                                                            いち 自然を愛する登山ブロガー。登山歴10年目、登頂200座以上。山行記録が誰かの力になればと記録を続けています。登山者に幸あれ!

                                                              夜叉ヶ池から激藪の三国岳を目指して・・・
                                                            • 『旧薬師岳登拝道』今昔小話④現在の登拝道の調査(取り付き編) - アウトドアと飯のあれ

                                                              前回の続き。 前回の話から大分開いてしまいましたが、 有峰林道開通後、現地調査へ行ってきました。 有峰の現在。 今回行ったのは登拝道の登り口の現状を確認すること。 アプローチが長い古道を調査する好事屋はそう多くないので、 この場所の事前情報はゼロ。結局自分で行くのが一番。 旧地図と合成。(『ひなたGIS』より) まず登拝道が新ノ又谷・檜谷間の尾根から始まることはお話した通り。 この取付きの道は『東岸線』と言い、有峰林道唯一の未舗装路で、 南北それぞれにゲートがあり、全線に渡って車両通行が禁止されています。 (自然保護目的の為。) つまり東谷線側(南)のゲートから1時間以上、折立側(北)からはその倍以上の距離を 歩くことでしか辿り着けません。 有峰ダムから。中央が小畑尾峠。(小畑尾峠は鞍部というよりピークに近い) 「そもそも半世紀以上前の道。藪藪で道の取り付きすら分からないんじゃないか?」

                                                                『旧薬師岳登拝道』今昔小話④現在の登拝道の調査(取り付き編) - アウトドアと飯のあれ
                                                              • 【山さ行がねが】道路レポート 国道49号旧道 藤峠

                                                                一般国道49号は、とにかく峠の多い道である。 太平洋岸と日本海岸を結ぶ“列島横断の道”だけに、さもありなんとも思うが、しかし脊梁越えを意識させられるほどの大きな峠はない。 あるのは、麓との比高がせいぜい200m程度の、まあまあ穏やかな峠の数々である。 その長い道程のうちでも特に、会津盆地の中心地である会津若松市から西へ新潟県の津川町までの区間は、峠が多く連なる区間である。 県境をなす鳥井峠を中心に、車峠や惣座峠、少し離れて藤峠や七折峠がある。 道は、大河である阿賀川(新潟県内では阿賀野川)に概ね平行するのだが、その両岸は切り立った山地が多く、車道であるべき現在の国道は、敢えて小さな峠を連ねる道を選んでいる。 江戸時代までは、この川が交易の主役であったが、今ではこの完全に舗装された国道と、さらに新しい高速道路とが、その多くを担っている。鉄道全盛の時代も、既に過去のものだ。 今回紹介する藤峠は

                                                                • 晩秋の夜叉ヶ池 枯葉敷の登山道から雨乞伝説の池へ

                                                                  トレッキングレポート すれ違い困難な町道6014号線を抜ければ夜叉龍神社が出迎えてくれました。 ここに来てアスファルト敷の舗装路へ入ります。 町道からは想像もできない広い駐車場。 収容台数は40台、夜叉ヶ池の人気の高さが伺えます。 (13:20) 登山案内の左が登山口。 登山口だけど下りから始まります。 下り切ったところで渡渉。 この先、数え切れないほど渡渉を繰り返します。 紅葉を期待してきたものの、少し遅かったようですね。 でも、枯葉敷きの登山道は美しい。 沈んでしまった木橋から軽くジャンプ。 このちょっとしたアクセントがしなを笑顔にします。 諦めていた紅葉がちょっぴり残っていました。 燃えるような紅葉を期待して来たけど、微かに残る黄色でも十分! (13:35) 滝口に架けられた小さな木橋。絵になりますね。 対岸の石段は水が滴り落ちていました。 濡れて滑りやすい石段にはロープ完備・・・助

                                                                    晩秋の夜叉ヶ池 枯葉敷の登山道から雨乞伝説の池へ
                                                                  1