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硝酸アンモニウム 肥料 効果の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • タカタ「エアバッグ問題」とはなんだったのか?「もう過ぎたこと、ではない。せめてほかの日本企業は、これを他山の石とすべきである」|Motor-Fan[モーターファン]

    本田技研工業(ホンダ)は10月3日、アメリカ西部のアリゾナ州で今年8月に発生した車両運転中の運転者死亡事故について、タカタ製エアバッグの異常破裂が原因だったと発表した。タカタ製エアバッグが原因のアメリカでの死亡者はこれで17人となる。いまも尾を引くタカタ製エアバッグの問題を整理する。 TEXT◎牧野茂雄(MAKINO Shigeo) すべての写真を 見る そもそもリコール制度とはなにか? 今回事故を起こした2002年モデル「シビック」はすでにリコールが届けられていたが、事故車はリコール未対策だったという。本田技研工業(以下:ホンダ)は「車両登録された所有者への通知などを繰り返し行なったが、所定の回収は行なわれていなかった」と説明する。 このリコールという制度は性善説に基づくものだ。「予測できない、または意図しない(悪意のない)設計・製造上の理由」でクルマが不具合を起こすことが確認された場合

      タカタ「エアバッグ問題」とはなんだったのか?「もう過ぎたこと、ではない。せめてほかの日本企業は、これを他山の石とすべきである」|Motor-Fan[モーターファン]
    • No.348 余剰な化学肥料窒素による環境の多様な側面への深刻な影響 | 西尾道徳の環境保全型農業レポート

      ●化学肥料窒素は食料増産を可能にしたが,窒素化合物による環境汚染を激化した 自然界には莫大な量の窒素が存在しているが,その大部分は大気の78%を占める二窒素分子(N2分子)で,非常に強力な(三重)結合を有していて,基本的にはこの形では生命体に利用不可能である。二窒素分子を、生物に利用可能な(反応性)窒素に変換する過程が,窒素固定と呼ばれている。 自然界の窒素固定反応だけでは利用可能な窒素は不足し,人間の食料増産は限られている。このため,20世紀初めのハーバー・ボッシュ法による窒素ガスと水素ガスからのアンモニアの合成は,食料増産に革命をもたらした(環境保全型農業レポート「No.347 世界人口の約半分は化学肥料窒素で養われている」参照)。 第二次世界大戦後にハーバー・ボッシュ法による窒素肥料の合成が本格化して,食料生産が急激に増加し,世界人口が増加すると同時に,食料生産に利用されなかった窒素

      • 【ウクライナ危機!食料安全保障とこの国のかたち】世界の農業の混乱は長引く 農業ジャーナリスト 山田優

        ロシアのウクライナへの侵攻で、多数の犠牲者が出る深刻な事態が続き、穀物市場では小麦などの価格が急上昇している。世界の農業生産への影響や、日本は食料安全保障などの課題にどう向き合うべきか。農業ジャーナリストの山田優氏に寄稿してもらった。 農業ジャーナリストの山田優氏 ロシアによるウクライナ武力侵攻は、世界の食料安全保障を大きく揺さぶりそうだ。多くのメディアはシカゴの小麦先物相場が14年ぶりの高値を更新したことを報じ、国内の小麦粉製品が値上がりすると警鐘を鳴らす。だが、戦争による実際の打撃は、小麦にとどまらない。世界最大の肥料輸出国の乱心は、世界の農業生産を痛めつけ、混乱は大きく長引く可能性がある。 ロシア政府は2021年11月ごろから、硝酸アンモニウムなど窒素肥料の輸出にブレーキをかけ始めた。22年2月になると輸出禁止に規制を強めた。日本貿易振興機構(JETRO)によると、当初は「国内の農家

          【ウクライナ危機!食料安全保障とこの国のかたち】世界の農業の混乱は長引く 農業ジャーナリスト 山田優
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