NHK連続テレビ小説『虎に翼』のヒロイン・寅子(伊藤沙莉)は、東京家庭裁判所少年部部長にまで出世し、年齢は50代後半に。義理の息子・朋一(井上祐貴)が父親になった時点で、寅子は孫のいる祖母の立場となった。主演の伊藤は、第1話から寅子を演じ続けており、このまま最晩年となる最終回までキャストが代わることはない模様だ。 歴代の主な朝ドラは、主人公の幼少期から描かれる場合は子役が演じて、その後、主演俳優に交代するというケースが多く、作品によっては、晩年はさらに俳優が代わることもあった。2010年代以降の朝ドラでいうと、『おひさま』(2011年度前期)は、幼少期を八木優希が演じ、主演の井上真央を経て、晩年を若尾文子が、『カーネーション』(2011年度後期)は、二宮星が少女時代を演じ、主演の尾野真千子を経て、晩年を夏木マリが演じた。 そのほかの作品では、『あまちゃん』(2013年度前期)や『ひよっこ』