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篠田英朗の検索結果1 - 11 件 / 11件

  • イスラエルが負けても地獄、勝っても地獄…欧米諸国が直面している「あまりに最悪な状況」(篠田 英朗) @moneygendai

    欧米諸国主導の「国際社会の法の支配」は破綻を迎えている 1月26日金曜日、国際司法裁判所(International Court of Justice: ICJ)のガザ危機をめぐる仮保全措置の命令が下された。ジェノサイド条約に基づいて、イスラエル政府にジェノサイド的行為を慎み、予防することを求めた内容だ。この命令は法的拘束力を持つ。 ICJは、「世界法廷(world court)」とも呼ばれ、国際法の解釈に関しては他の機関の追随を許さない絶大な権威を持つ。そのICJが行った判断は、世界各国の政府の行動に、将来にわたって影響を与え続ける。 もちろん法的拘束力のある決定を行ったからといって、ICJが自らの決定に諸国の政府を従わせる実力を行使することができるわけではない。しかしそれにもかからず、 法解釈から思想や世界観といった広い領域での道徳的影響力の浸透を通じて、ICJの判断は政治的な重みを持

      イスラエルが負けても地獄、勝っても地獄…欧米諸国が直面している「あまりに最悪な状況」(篠田 英朗) @moneygendai
    • アリ地獄に落ちた欧米諸国 イスラエル・ハマス衝突1カ月 篠田英朗・東京外大教授に聞く:東京新聞 TOKYO Web

      パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘は7日で1カ月。死者が計1万人を超えるなど人道危機は高まるばかりですが、戦闘終結の出口は見えません。

        アリ地獄に落ちた欧米諸国 イスラエル・ハマス衝突1カ月 篠田英朗・東京外大教授に聞く:東京新聞 TOKYO Web
      • ハマス“快楽殺人”テロリズムを礼讃する日共“党員”学者が突然、なりふり構わず、大嘘・奇論・狂説・中傷誹謗を大量に新聞TVネットに垂れ流している。どうして?──篠田英朗(東京外大)&池内恵(東大)の解剖(Ⅰ)  – 中川八洋ゼミ講義

        筑波大学名誉教授  中 川 八 洋 (本稿は11月18日に上梓。19日から「まぐまぐ17号」の原稿執筆などで忙しく、気付いたら十日間もブログupを忘れていた。この間に、ガザ情勢に変化と進展が起きた。修正するのが通常だが、論旨に変りがないので無修正でupする。御容赦)。 本論に入る前に、禁治産者より劣悪な“異常なお門違いばかり”イスラエル情報宣伝戦に対し苦言を呈しておきたい。15日、イスラエル軍は、シファ病院に百人ほど兵士を突入させた。が、この小部隊の目的の筆頭は、シファ病院に強制避難させられている“人間の盾”偽装避難民約2000人をガザ南部に退避させることではなかった(備考1)。二番目であるべき院内捜索が筆頭だった、お門違いの順番に、私は呆れ果てた。シファ病院を900㎏爆弾投下で粉々にし、地下司令部をむき出しにするのが優先すべき軍事作戦だろう。 (備考1)イスラエル軍が、シファ病院のスタッ

        • ハマスの「イスラエル攻撃」で泥沼の構図に引きずりこまれた欧米諸国と「日本の取るべき立場」(篠田 英朗) @moneygendai

          終わりなき「対テロ戦争」:三つの戦争の構図の泥沼にはまる欧米諸国 ハマスによるイスラエル領内での凄惨なテロ攻撃に対して、イスラエルが苛烈な報復攻撃を始めた。ハマス(あるいは「ハマス等テロリスト勢力」)のテロ攻撃は凄惨であるだけではない。ガザ地区住民の生活を犠牲にして、イスラエルの過剰反応を引き出すことを狙った行為だと言わざるを得ない点で、極めて陰湿なものだった。 これに対してイスラエルが、自らも別の戦争犯罪行為を行うことを辞さない苛烈な態度でガザを攻撃し、地上軍を攻め込ませようとしている。ハマスを軍事的に圧倒することはできるだろう。しかしガザ全体を長期にわたって完全に平穏にして統治することは難しい。パレスチナ問題全体や周辺諸国との外交関係の悪化も避けられないだろう。イスラエルとの団結を示す欧米諸国は、共犯関係に入ることを辞さない覚悟を内外に示して、イスラム圏全域との関係悪化に陥る負の連鎖に

            ハマスの「イスラエル攻撃」で泥沼の構図に引きずりこまれた欧米諸国と「日本の取るべき立場」(篠田 英朗) @moneygendai
          • 「ガザ危機」が引き起こした「世界的規模の思想戦」…じつはいま「コロンビア大学で起こっていること」が示すもの(篠田 英朗) @moneygendai

            米国ニューヨークの名門コロンビア大学で事件が起こっている。イスラエルのガザ侵攻と、それを支援するアメリカ政府に抗議する学生の集団が、キャンパスにテントを張り、いわば座り込みをする運動を始めたのである。これに対して大学側が警察による取り締まりを要請し、100人以上の逮捕者が出た。学生グループはあらためてキャンピングを始めた。警察との小競り合いが続いている。他方で、この学生たちの動きは、ハーバード大学など他の米国の有力大学にも波及している。 ガザ危機の問題の射程が、世界の知のあり方の問題になっていることを示す動きである。ガザ危機が、単なる地域紛争や、民族自決の問題ですらなく、世界的な思想戦となっていることを、われわれも知っておかなければならない。 コロンビア大学は、もともとリベラルな校風が特徴である。1960年代末にもベトナム反戦運動で大きな学生運動が起こった。私自身はコロンビア大学に2002

              「ガザ危機」が引き起こした「世界的規模の思想戦」…じつはいま「コロンビア大学で起こっていること」が示すもの(篠田 英朗) @moneygendai
            • UNRWAへの資金提供の再開をめぐる世界的な「思想戦」:篠田英朗 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

              UNRWAの活動分野は、教育、保健、社会サービス、難民キャンプのインフラ整備・環境改善、保護、小規模金融、緊急支援、と多岐にわたる[ガザ地区南部のラファでラマダン前に慈善団体から寄付された食料を受け取る人々](C)EPA=時事 UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)はパレスチナ問題の生成に関わった国連の贖罪意識が投影された組織と言える。占領者イスラエルに代わり難民の基本的生活を保障する「疑似行政機構」としての性格は、職員の99%以上が現地パレスチナ人という特殊な組織形態を必要にした。ハマスによる10月7日テロ攻撃にUNRWA職員が参加したとのイスラエルの糾弾と続く各国の資金提供停止・再開、UNRWAを介さない援助活動の模索といった動きは、こうしたイスラエル・パレスチナをめぐる大きな「思想戦」の文脈の中に位置付けて捉える必要がある。UNRWAとも良好な関係を持っていた日本は非常に苦しい

                UNRWAへの資金提供の再開をめぐる世界的な「思想戦」:篠田英朗 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
              • 篠田英朗 Hideaki SHINODA on X: "イスラエルは自国の戦争犯罪行為を堂々とメディアに流す異常国家。 ゼレンシキーは、もうイスラム圏の支持は諦め、欧米の基盤固めに専心する、ということなのかもしれないが、ヨーロッパ人がいつまでイスラエルについてこれるかな。"

                • Xユーザーの篠田英朗 Hideaki SHINODAさん: 「ロシア全体悪魔化、ロシアから撤退しない企業の非難、ロシアとの貿易取引する国の非難、それらを「制裁」と称して道徳的に正しいと誇る風潮に、率直に告白すると、私は批判的だった。実際のところ過去二年、「制裁」は欧米諸国を疲弊させ、国際世論をウクライナに不利にする効果しかもたらさなかった。」 / X

                  • 明白な「国際人道法違反行為」を執拗に繰り返す…イスラエルの常軌を逸した行動に振り回される「アメリカ」と、問われる「日本の外交姿勢」(篠田 英朗) @moneygendai

                    明白な「国際人道法違反行為」を執拗に繰り返す…イスラエルの常軌を逸した行動に振り回される「アメリカ」と、問われる「日本の外交姿勢」 深まるガザの危機と問われる日本外交の姿勢 4月2日、日本政府がUNRWAへの資金提供の再開を発表した。ラザリーニ事務局長が来日して、ハマス戦闘員との関係をめぐる疑惑を解消する対策について、日本政府関係者に説明をした直後だった。正しいステップだと思われるが、率直に言って、事務局長が来日して説明をする必要があったのかは、よくわからない。再開に向けた儀式であった印象がぬぐえない。 そもそも資金提供の停止に至ったのは、イスラエル政府がUNRWA職員に10月7日のテロに参加した者がいる、と糾弾し、それにアメリカなどが呼応して資金提供の停止を発表したためだった。ところがイスラエル政府は、その糾弾の証拠を示すことができていない。それどころからUNRWA職員を拘束して自白を強

                      明白な「国際人道法違反行為」を執拗に繰り返す…イスラエルの常軌を逸した行動に振り回される「アメリカ」と、問われる「日本の外交姿勢」(篠田 英朗) @moneygendai
                    • いかりちゃんねる文字起こし 2023年11月15日 「【は?】篠田英朗・外大教授『日本保守党は飯山陽との関係を明確にせよ』?!」の回 - lectiolibrorum’s diary

                      www.youtube.com 0:04 皆さんこんにちは、飯山陽です、いかりちゃんねるです、お元気ですか。昨日ね、皆さん何か、島田先生がとか何かたくさん書いてくださってる方いらっしゃるんですけれども、島田先生といかりちゃん、昨日喋ってたわけですよ。それで、その時にやおら島田先生が、ちょっと、東京外語大のあの篠田某って、何なん?と聞いてきて。 00:38 で、いかりちゃんが、ああー、あの篠田某って人はですね、いかりちゃんもよく知らないんですけど、何かあの、ツイッターで何か変なこと言ってますよね、みたいなことを話してたわけですわ。いかりちゃんが言い出したんじゃなくて、島田先生が、あの人何なん?っていうふうに言ってきたので、いやいやいや、何か変なんですよね、というような話をしておったんですよ。そうそう、それで、その篠田某というのと、あと何かその人と通じているらしき、東大の池内という人、あれ、飯

                        いかりちゃんねる文字起こし 2023年11月15日 「【は?】篠田英朗・外大教授『日本保守党は飯山陽との関係を明確にせよ』?!」の回 - lectiolibrorum’s diary
                      • 篠田英朗 Hideaki SHINODA on X: "@SatoMasahisa 参議院議員 佐藤正久様  シファ病院地下司令部を早く示してください。まさか、なければないでいい、といった考え方で、病院への攻撃を正当化する主張を、公言したはずないですね?何万人も殺されています。その行動を促進しても「自分には一片の責任もない」という考えのはずはありませんね?"

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