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  • 2022年 映画本回顧放談|髙橋佑弥

    2021年のこと。新刊映画本情報が少なすぎるという苛立ちから、ぼく(=髙橋)とパートナー(=山本麻)は「毎月、その月あるいは前月に刊行された新刊映画本を5冊読む」ことに決め、「月例映画本読書録」と題してクロス(ショート)レビュー方式で紹介していく……という習慣をnoteで始めた。にもかかわらず情けなくも、掲げられた「月例」の言葉むなしく、1年と経たずに更新遅滞が常態化し、ついには途絶えてしまった。しかし、いまも変わらず毎月5冊を選んでは買い求め、必死になって読んでいる。書くほうへ手が回らないのだから、もはやなぜ意地になって「5冊」の決まりを厳守しているのかわからないのだが。 とうとう2022年は単に読んでいるだけで終わった。けれど、それではさすがに寂しいじゃないかということで、せめて1年間の映画本を振り返っておくことにした。毎月5冊、すなわち年間60冊。むろん全てに満遍なく触れることはでき

      2022年 映画本回顧放談|髙橋佑弥
    • 非文字資料研究叢書2 「神国」の残影|国書刊行会

      発売日 2019/11 判型 A4横判   ISBN 978-4-336-06342-7 ページ数 186 頁   Cコード 0021 定価 8,580円 (本体価格7,800円) 大日本帝国時代に創建された「海外神社」のいま―― 公園で遊具となる鳥居、ジャングルに佇む鳥居、あるいは学校や教会にかわっても、その参道、石灯籠はかつて神社であったことを物語る……。これは日本の風景ではない。かつて大日本帝国がアジア地域を中心につくった「海外神社」である。その数1700余社が残り、いまだ全貌は明らかではない。 写真家・稲宮康人は台湾、中国、韓国、北朝鮮、ロシア、フィリピン、サイパン島、テニアン島等、14の国と地域、200社にのぼる海外神社跡地を10年をかけて撮影してきた。大判フィルムカメラによる80社82点の写真からは、現在に残る「神国」の記憶がたちのぼる。またあえて、明治以降に作られた国内神社も

        非文字資料研究叢書2 「神国」の残影|国書刊行会
      • 「プラグマティズム」から考える仮説的思考、あるいは哲学の魔法|哲学者・谷川嘉浩

        できる限り無駄を排し、効率的に「答え」にたどり着く。あるいは先行きが見えない中で、とにもかくにもスピーディーに「実践」してみる──こうした考え方は、現代社会において、半ば当たり前のように善だとみなされています。 しかし、一様に「答え」や「実践」が求められるこの風潮が、違和感や息苦しさを生んでいることもあるはず。そこで紹介したいのが、世界を「仮説」の集積として捉える哲学的立場、プラグマティズムです。生きるための“方向感覚”としての仮説の意味、そしてプラグマティズムという哲学の射程について、哲学者の谷川嘉浩さんに寄稿していただきました。 谷川 嘉浩(たにがわ・よしひろ) 哲学者など。博士(人間・環境学)。京都市立芸術大学美術学部デザイン科特任講師。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。学際的な学部・大学院で学問を修めたこともあり、マルチリンガルのように多専門性を心掛けた研究を展開し

          「プラグマティズム」から考える仮説的思考、あるいは哲学の魔法|哲学者・谷川嘉浩
        • めんどうな自由、お仕着せの幸福/第6回(最終回):サンスティーンという固有名を超える!《成原慧さんとの対話》 - けいそうビブリオフィル

          【お知らせ】本対談連載ご登場の方々による書き下ろし単行本『ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』(那須耕介・橋本努編著)が、2020年5月、ついに刊行となりました! この対談とあわせてぜひお読みください。また「けいそうビブリオフィル」では『ナッジ!?』の「はじめに」「おわりに」と各章冒頭をたちよみ公開しています。こちらもぜひご覧ください。→→【あとがきたちよみ/『ナッジ!?』】 那須耕介さんがナッジやリバタリアン・パターナリズムをめぐって語り合う対話連載、ついに最終回です。トリをとっていただくのは、九州大学の成原慧さん。プライバシーやAI、ロボットといった、今をときめくテーマで各所に引っ張りだこの成原さんに、そもそものところからうかがい、やっぱり出てくるサンスティーンとレッシグの対比をしつつ、視点は「意識高い系」までジャンプ! どうぞお楽しみください。【編集部】 那須

            めんどうな自由、お仕着せの幸福/第6回(最終回):サンスティーンという固有名を超える!《成原慧さんとの対話》 - けいそうビブリオフィル
          • イベントのお知らせ 実写と講演の集い 四方田犬彦「日本映画は韓国人をどう描いてきたか」 (四方田犬彦『志願兵の肖像──映画にみる皇民化運動期の朝鮮と戦後日本』刊行記念)<strong>終了しました!</strong> <p>日時 2023年5月13日(土) <p>13時開場/13時30分開演  場所 地塩寮(京大YMCA青年会館)2階ホール|編集グループ〈SURE〉

            イベントのお知らせ 実写と講演の集い 四方田犬彦「日本映画は韓国人をどう描いてきたか」 (四方田犬彦『志願兵の肖像──映画にみる皇民化運動期の朝鮮と戦後日本』刊行記念)終了しました! 日時 2023年5月13日(土) 13時開場/13時30分開演 場所 地塩寮(京大YMCA青年会館)2階ホール 2023年04月08日 更新 今年5月初旬、四方田犬彦さんが、日本の植民地支配期の朝鮮で 製作された映画を論じる、異色の映画史論 『志願兵の肖像──映画にみる皇民化運動期の朝鮮と戦後日本』を 刊行します。 これを記念し、実際の映画のシーンを上映しながら、 四方田さんが講義をする「日本映画は韓国人をどう描いてきたか」の集いを開催します。 会場は、W・M・ヴォーリズ設計の登録有形文化財として知られる 地塩寮(京大YMCA青年会館)です。 SUREの書籍の販売も行ないます。 日時 2023年5月13日(土

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