教員によるパワーハラスメントで2021年度に自主退学者が相次いだ「木更津看護学院」(木更津市)が、来年度の学生募集を行わない方針とみられることが25日、千葉日報社の取材で分かった。同校は募集について「現時点で見通しが立っていない」と一部認めた上で、詳細は7月以降に公表するとした。同校は信頼回復に取り組むとともに退学者の復学を受け入れてきたが、募集停止が続いた場合、26年3月に閉校する可能性がある。来年4月に復学する予定だった元学生の一人は「学ぶ場が失われるなら残念」と困惑した。 同校は君津木更津医師会が設置する2年制の准看護師養成学校。同校によると、5月の大型連休ごろに同医師会から来年度の募集を控えるよう通知を受けた。オープンキャンパスも中止とした。現状では募集について問い合わせや資料請求に対応できない状況という。 同校の担当者は「募集の見通しが立っていないとアナウンスしている。詳しくは7