中国で稲森和夫さんが大ベストセラーに京セラの創業者・稲盛和夫さんといえば、日本でも大ベストセラーとなった『生き方』。これがちょうど高度成長の踊り場に立った中国で大ブームとなっています。 京セラ創業者・稲盛和夫が自身の哲学をつづった「生き方」(04年、サンマーク出版)は世界770万部のうち631万部が中国だ。サンマーク出版の小林志乃国際ライツ部部長はこれまで続いていた「中国経済の上昇基調と合致し、経営者が目指すべき心持ちとして読まれた」と見る。 2024/10/07 日本経済新聞朝刊の記事 ”自己啓発書「日本発」が席巻”よりこれに似た動きが経営の神様と称される松下幸之助の『道を開く』(1968初版)でもみられます。こちらも国内で566万部にのぼる大ベストセラーですが、発行元のPHP研究所では改めて中国市場に着目した新訳版を刊行するそうです。 「こんまり現象」はなぜ起こったのか?また、アメリカ