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自閉症育児の検索結果1 - 40 件 / 264件

  • もっと自分を楽しませよう〜自閉症育児は大変だけど - 発達障害ファミリーの幸せライフハック生活

    こんにちは、椋 紅緒(むくべにお)です。 こちらの作品が観たくて、Netflixに入会してみました。 Netflixで他にどんな作品が観れるのか調べてみたら、「梅切らぬバカ」が2/10から配信開始だそうです。 『梅切らぬバカ』劇場で観れなかった もっと自由に生きよう! サブスクもっと活用しよう! まとめ 『梅切らぬバカ』劇場で観れなかった youtu.be 劇場で公開されている時に観に行きたかったけれど、結局行けませんでした。 www.mukubeni.com Netflixで配信が始まったらさっそく観てみよう。 楽しみだな。みたら辛いかな。でも重度自閉症児の当事者だからこそ受け止められる味わいもあるはず。 もっと自由に生きよう! 次男(自閉症11歳)に何かあって連絡がつかないと困るからと、映画館で映画を観ることを躊躇していましたが、 先日思い切って妻や長男とスラムダンクを観てきて、案外い

      もっと自分を楽しませよう〜自閉症育児は大変だけど - 発達障害ファミリーの幸せライフハック生活
    • 今日は小学校の運動会でした・・・(自閉症育児のヒント発見!!) - 知的障害から自立&高校受験を目指す☆☆

      小学校の方もこ~んな華やかさはありませんでした。。。 運動会は学生時代の楽しみで、私は一番大好きな行事でした。 昨日の幼稚園年少の運動会に続き、小学校の方も落ち着いた感じ・・・ 小学校は運動会の代わりに、「体育の授業参観」と言う形で実施されました。 たった30分の授業参観でしたが、 ストレッチ かけっこ 玉入れ ダンス と、4つの競技・演技がありました。 幼稚園年長の運動会までの間で分かった、ひいの苦手なことは、 短期間で体操やダンスを覚えること 1つの場所から他の場所へ移動すること 「よ~い、どん!」で走り出すこと などです。 今回の運動会でも苦手なことは変わっていませんが、 他のお友達の動きを見て動ける部分も増えてきた 自分にできる体操やダンスは精一杯参加していた 「よ~い、どん!」で走り出すことができた などで、特に驚いたのが「よ~い、どん!」のスタートでした!! 幼稚園の時は端っこ

        今日は小学校の運動会でした・・・(自閉症育児のヒント発見!!) - 知的障害から自立&高校受験を目指す☆☆
      • 【ガチ療育ママが選ぶベスト3】もう自閉症育児無理辛い…ってなっても漫画があるよ【自閉症・発達障害漫画】 - あずきな子のABA療育ブログ

        気づけば漫画のレビュー記事が10冊に…! まだ読みたい漫画も沢山あるのですが、自閉症に関する漫画おすすめベスト3の発表、いってみよ〜! 第1位 生きづらいと思ったら親子で発達障害でした リンク 子育て漫画の読み物としても最高、なおかつ申請すべき手続きを確認するためのテキストとしても使えて2度美味しいです。 著者のモンズースーさん、子供の障害に寄り添い受容する心と、療育で必要なスキルをつけてあげたいという躾のバランスが抜群に良いです。 療育!改善!と視野が狭くなりがちですが、読むと療育漬けの日々でも息子と楽しく過ごせるよねと肩の力も抜けます。 そして1〜3巻まで通しで読めば、支援を受けるにあたって必要な手続きは頭に入れられる! 発達支援センターとの繋がり方、支援のある幼稚園への通所、療育手帳の取得、就園就学問題など、自閉症児の親ならぶち当たる問題はほぼ網羅されています。 私も「療育手帳を取得

          【ガチ療育ママが選ぶベスト3】もう自閉症育児無理辛い…ってなっても漫画があるよ【自閉症・発達障害漫画】 - あずきな子のABA療育ブログ
        • 自閉症育児って優しくて真面目な人ほど地獄じゃない?

          ブログの記事を書くために、今日も検索キーワードを探していました。 (Googleアドセンスでは、好きなことを書くのではなくて「検索キーワード」の答え(検索意図)や役立つことを書くのです。) さて、こちらをご覧ください。👇 「自閉症 育児」のサジェストキーワードですね。 これが自閉症の育児に対するイメージ・本音ですよね。 ネガティブな言葉がずらっと並びます。 …と言いたいのですが 私も年に300回くらい親にむいていないなあと思ったことがあるのですが、わりと減ってきました。 ですから、検索した人の気持ちはとてもよくわかります。 今では、年に3回くらい、つまり4か月に1回くらい「親にむいてない・もう無理」と思います。 劇的に減りました。 「親にむいてない・地獄だ」と1200回くらい思ってきたらへんで、私は「親にむいていないと感じてしまう原因」があることに気づきました。 結論からいいますと「真面

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          • 暑さと戦う季節の到来 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

            6/8関東某所、昼間の気温が30度を超えた。夏のような暑さだ。屋内でダラダラしている長男にとって、四季の中で夏は最も堪える季節だ。以前は、照りつける直射日光自体がダメで、日なたを歩くことが出来なかった。車中の排熱が完了しなければ、車に乗りこむことが出来なかった。その頃に比べたら、夏の暑さに強くなったと思う。ただ、今日のように急に気温が上がると、上手く対応できず疲れが溜まるだろう。今日は6時間授業。疲れと暑さで少しイライラして、家に帰ってくるのだろう。妻よ、上手くなだめてくれ。 夏を迎えるにあたっていま気になっているのは、長男の夏の服装とプールだ。 前者に関しては、長男のこだわりでハーフパンツを履かない。夏でも長ズボンを履く。暑くて嫌だが、ハーフパンツを履けないので嫌々長ズボンを履いているように感じる。 長男の身長は165cmを超え、大人のサイズの服を着られるようになった。今年は9分丈や8分

              暑さと戦う季節の到来 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
            • ITツールを駆使する自閉症児 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

              前回、長男が番組を視聴する際に、アプリとデバイスを駆使して視聴していることを紹介した。今回はこれを掘り下げて紹介しようと思う。 長男のITリテラシーの高さはなかなかのものだ。自閉症児は新しいものを苦手とするイメージがあったので、とても意外に感じている。長男の使いこなすツールは下記のようなものだ。 動画アプリ 以前からYouTubeは使いこなしていたが、下記の新ツールを駆使して、コンテンツ視聴ライフを充実させている。 amazom Prime VideoDisney+TVer 驚かされるのは、誰からも説明を受けていないのにこれらのアプリを自在に使いこなしていること。TVerは自分で見つけ出し、私にインストールをせがんだ。これらのアプリについて、私や妻は使い方が良く分かっていない。長男は誰からも習わずに使いこなす。次男よりも上手く使っている。彼はデジタルに強いようだ。見たい番組がアプリ上にない

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              • 自閉症 サポートを受けることが大事 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                自閉症の人は、そうでない人と比べて猛烈なストレスを感じ不安を覚えている。何でもない日常生活において、常に強い不安を感じている。少しでも軽減させるた手段としてこだわりの行動を取る。このこだわりによって生活に支障が出ることが、自閉症の困り事になっている。 日常生活に制約ができる、問題行動を取る、など本人だけでなく家族など周りの人も疲れ果ててしまう。 長男の場合、具体的なストレッサーから与えられるストレスだけでなく、見通しが立たないことからもストレスを感じる。後者から与えられるストレスの方が大きい。軽減させる方法は、構造化による見える化とルーティン。周りのサポートが不可欠になる。ストレスが軽減されれば、不安から生じる問題行動は減る。周囲のサポートによって、このサイクルを回すことが大事だ。それに加え、本人に期待することはストレス耐性を高めてもらうこと。この両輪を回す必要がある。今振り返れば、長男も

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                • 非常事態宣言 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                  ついにコロナウィルスの感染拡大が、行くところまで行き着いてしまった。今年度2回目の緊急事態宣言。 神奈川は過去最多記録を更新、 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210105-00000346-nnn-soci 東京は大晦日の大記録を早くも更新、 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6381427 一度目の宣言の際、効果を発揮したのは“自粛警察“、自警団による狩りだった。関東大震災直後を彷彿とさせるリンチにより、自粛が徹底された。世界が関心を持った日本モデルの正体は、日本のムラ社会文化が作り上げた隣組的監視体制だ。遺伝子に組み込まれている。 ただ、今の感染拡大は明らかに気の緩み。もう自警団も効かないと思う。ムラの半分がキリギリスにぬっていたら、アリがいくら声をかけようが呆けたまま進むだろう。 気にしているのは、学校だ。 幸

                    非常事態宣言 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                  • ただ生きているだけ でも皆そんなもの | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                    替えの効かない人なんてほぼいない。でも身近な人にとっては違う。ごく近しい人が自分に生きる価値を与えてくれる 自分自身に価値を見出せず、何のために生きているのか分からなくなることがある。心を病んでいなくても、誰しも一度は感じることではないかと思う。 『自分は何のために生きているのか』『自分の人生に価値はあるのか』 私の中では、結論は出ている。 価値などない。 一般人の人生は、人類全体からみると砂粒ほどの価値もない。仮に大企業の社長であっても、一国の指導者であっても、一般人とさほど変わらないと思っている。 “その人でなければならない“ものなどほとんどない。代わりはいくらでもいるし、代わりは誰にでも務まってしまう。替えの効かない人物は、世界を変えるような発明や発見をした、ごく限られた人だけだと思う。 現代のように高度にシステム化された社会においては、替えの効かない人などほとんどいない。 仮に、お

                      ただ生きているだけ でも皆そんなもの | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                    • こいのぼり | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                      ウチもこどもの日の準備を始めた。こいのぼりを飾り付けた。 こいのぼりは、毎年『もう連休前なんだ、今年も時間の流れが早いな』と感じるきっかけになっている。昔から長男はこいのぼりが大好きだった。療育で先生が描いたこいのぼりの絵を、『描いてくれ』と私は毎年のようにお願いされた。事務的な作業のように、色ペンを使い分けてこいのぼりの絵を大量に描いて長男に渡した。長男はその絵を家の中に飾る。大量に描かされたので、以前はフリーハンドでこいのぼりを描くことができた。茶封筒にこいのぼりの絵を描き、両端を切って棒に貼りつけてこいのぼりをこしらえたりもした。何故長男がこんなにこいのぼりが好きなのか、理由は未だに分からない。 長男は風になびくこいのぼりが大好きだ。以前住んでいた新横浜では、日産スタジアムにこいのぼりを見に行った。たくさんの鯉のぼりが飾られている姿を見ると、長男はときめく。商店街のこいのぼりや他のご

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                      • 開催か中止か、プール問題 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                        東京五輪を開催するか中止するか、日本国内を二分してもめている。ウチは五輪に興味がないので、どちらでもいい。長男は夏に五輪が予定されていること自体知らない。 五輪よりも、やるかやらないか気を揉んでいる案件がある。プールだ。 ウチのすぐそばにプールがある。ただの25mプールなのだが、一時間100円程度で遊ぶことができる。一日券を買えば、300円で遊び放題だ。一昨年は毎週末子どもたちをプールへ連れて行った。水着で出かけて遊び終えたら濡れてまま帰る。近所だからできる芸当だ。体を動かす機会が少ない長男にとって、プールは貴重な運動習慣だ。 昨年はコロナ禍のため営業しなかった。家の駐車場にビニールプールを設置して代用したが、25mプールには敵わない。水道代も堪えた。 今年の営業はまだ決まっていない。感染リスクの有無は分からないが、是非営業してもらいたい。スポーツジムや競技会などは催されているので、プール

                          開催か中止か、プール問題 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                        • 障害を携えて生まれたことは“不運”だけれど“不幸”ではない。自閉症のある娘との暮らしで感じること【自閉症育児体験談】(たまひよONLINE) - Yahoo!ニュース

                          竹山美奈子さんは14歳のひとり娘・鈴乃ちゃん(以下:すずちゃん)と夫の3人家族です。すずちゃんは3歳の時に自閉症スペクトラムと診断され、現在は特別支援学校に通う中学2年生です。はじめは軽度知的障害と思われましたが、小3で最重度知的障害と診断され、発語はほとんどありません。美奈子さんはすずちゃんの障害を題材にした絵本『すずちゃんののうみそ』を出版し、絵本作家として活動をする傍ら、トークイベントや講演会などで自身の育児体験を語り、障害理解を広める活動をしています。 1回目の本インタビューでは、美奈子さんがすずちゃんを妊娠した時や、すずちゃんに対する違和感を感じ始めた時のこと、すずちゃんの保育園時代の美奈子さんの葛藤について話を聞きました。 【画像】自閉症と診断された3歳のころのすずちゃん ――当時、教育系の出版社で正社員として働いていた美奈子さん。同年齢の夫と結婚したのは36歳になる年だったそ

                            障害を携えて生まれたことは“不運”だけれど“不幸”ではない。自閉症のある娘との暮らしで感じること【自閉症育児体験談】(たまひよONLINE) - Yahoo!ニュース
                          • 緊急事態宣言下での過ごし方 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                            宣言の有無にかかわらず自粛を続けているが、緊急事態宣言が発出されたので、おいそれと出かけることは出来ない。 今週末、子どもたちを散髪させたかったが、宣言直後なので取りやめた。1月中旬以降を検討していた近所の神社への初詣も、一旦ペンディング。 散歩と公園遊びぐらいしか、外出の選択肢を設けられない。 自閉症の長男は、あまり外へ出たがらない。家の外へ連れ出すことは運動不足解消になるのだが、今の状況では難しい。散歩では運動量が足りず、面白味がないのでやりたがらない。宣言下でもできる、肥満解消の手立てが欲しい。 緊急事態宣言は、一ヶ月で終了させることは難しいだろう。気温と湿度が上がる春先まで巣篭もりが必要な状況が続くと思われる。 どう過ごせばいいのだろう。何であれば、宣言下でやっても問題ないのだろう。ハムちゃん(ペットのハムスター。オス1さい)に倣って、巣の中でぼーっとすごごすしかないのだろうか。

                              緊急事態宣言下での過ごし方 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                            • 我が家の、鬼滅の刃(壱) | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                              自閉症の長男ですら知っている人気ぶり 鬼滅の刃と関連する商品だけが、コロナ下の大苦境の中で猛烈な売上を叩き出している。コロナ下の絶望の中、鬼滅の刃は、唯一の明るいニュースと言っていい。沈む日本経済をけん引するコンテンツになっている。 世間の小学生と違わず、次男は早い段階から“鬼滅“熱を高めていた。学校の友達と話す話題は、一時期鬼滅の刃一色だったらしく、家で嬉々として鬼滅の話をしている。昔買ってからしばらく遊んでいなかったおもちゃの刀を、我妻善逸モデルにするべくマジックで黄色く塗ってた。今年我が家は参加しなかったが、ハロウィンパーティーには善逸の仮装をしたがっていた。昔、ダンボールで聖衣を作り小宇宙を高めていた私と、次男は同じ道を辿っている。ジャンプコミックに憧れを感じるのは、男の子のロマンだ。 私は、最近まで鬼滅の刃を見たことがなかった。趣味のラジオにて、ネタのフォーマットとして“呼吸“や

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                              • 衣服の制約 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                ウチは幸い感覚過敏なしです。ただ、服の好みに偏りはあります。 服にこだわりがあるのは、自閉症のあるあるだと思っている。どんな服でも着られるという自閉症児は少ないのではないか。 ウチの長男も例に違わず服のこだわりがある。 今も続いているこだわりは、下記のようなものだ。 服のタグはチクチクするから必ず取る。バックプリントのあるTシャツ・スウェットは着ない。前後ろが分からないから。シャツなどボタンの付いたトップスは着ない。ボタンの止め外しが大変だから。(ファスナーはOK)半ズボンは履かない。特に学校へ行く時は必ず長ズボン。体操着の上は必ず長袖。 感覚過敏の為、特定の素材の服しか着られない自閉症の話を見聞きする。幸いなことに、長男にそのようなものはない。 上記の制約ぐらいなら、生活への支障はほとんどない。 つい最近まで「ボトムスはゴムズボンのみ」という制約があったが、ゴムのベルトを付けることによっ

                                  衣服の制約 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                • 障害者控除 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                  療育手帳、特別児童扶養手当とともに、自閉症児の当事者家族が受けることのできる支援として障害者控除がある。 これはその名の通り控除なので、直接給付を受けるものではないが、年末調整等の際申告すれば控除額を増やすことが出来る。 障害者控除 納税者自身、同一生計配偶者又は扶養親族が所得税法上の障害者に当てはまる場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。 (中略) 2.障害者控除控除の対象となる人の範囲 (2)児童相談所、知的障害者更生相談所、精神保健福祉センター、精神保健指定医の判定により、知的障害者と判定された人。 このうち重度の知的障害者と判定された人は、特別障害者になります。 国税庁ホームページ 「障害者」と区分されると、27万円の控除を受けることが出来る。(特別障害者の控除額は上記のホームページで確認して下さい。) 申請の方法は、会社員の場合は人事部門に対して必要な手続きをする

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                                  • コロナ禍のハロウィン | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                    アフターコロナのハロウィンイベント 開催されるのだろうか 数年前から年間行事にハロウィンが入ってきた。毎年この時期になると、100円ショップやトイザらす、ロフト等でハロウィングッズを購入する。10月31日ハロウィン前の週末に、最寄り駅で毎年、地域のハロウィンパーティーが開催される。 ウチの兄弟は、一昨年前から仮装して参加している。例年だと、この1ヶ月前のこの時期は、何の仮装をするか迷っている頃だ。 今年はコロナウィルスの影響で、夏祭りは全て中止になった。ハロウィンは催されるのか、中止だった場合長男は受け入れることができるのか、ヒヤヒヤしながら情報収集にあたっている。まだよく分からないので、ハロウィンの話題を出さないように配慮している。 親はいつも最悪の事態を想定し、今回のハロウィンが中止で、且つ長男がそれを受け入れられないという前提の下でシミュレートしているが、実際はハロウィンにそこまでの

                                      コロナ禍のハロウィン | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                    • 天井が見えたら、人生が楽になった | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                      10代の頃は何かしらで名を成すことを夢見ていた。入社して数年間は、会社内でサクセスロードをひた走るイメージを持っていた。今思えば、身の程知らず甚だしい。 何一つ叶っていない。結果がわかっている今から思えば、自分が見えていないことが滑稽だ。 会社人生も寿命も残り半分だ。あと半分我慢すれば終わる。自分は大したものにはなれなかった。齢40は人生を振り返る折り返し地点のようだ。 自分が組織の中で折り合いを付けて、上手く渡れる人間でないことがよく分かった。以前は落胆したが、今では良かったと思っている。組織の中を上手く泳ぐ才がなかったことは、決してマイナスではなかったと思っている。下手に器量があって出世していたら、心労が溜まって苦しい人生だったのではないかと思う。 自分の人生には無限の可能性はない。上振れも下振れも誤差の範囲で、おおよそ先が見えた。天井の高さをはっきりと認識した。ぐんと上へ行くことはや

                                        天井が見えたら、人生が楽になった | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                      • 映像の記憶力 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                        長男の自閉症には特徴的な傾向がない。強いて挙げるならば、映像の記憶力です レインマンという映画をご存じだろうか?1988年公開、アカデミー賞を受賞した不朽の名作だ。あらすじは割愛するが、ダブル主演のトムクルーズ演じるチャーリーの兄、ダスティンホフマン演じるレイモンドは自閉症であり、劇中でチャーリーはレイモンドの「こだわり」に振り回されるシーンが数多くある。自閉症をとてもリアルに表現している映画だ。レイモンドはサヴァン症候群として驚異的な能力を有する設定になっている。最初にその能力を発揮した場面が、床に落ちた爪楊枝の数を数えてピタリと言い当てるシーンだ。兄弟が心を通わせるきっかけになるシーンでもある。 レインマンは、アメリカの自閉症の理解を数十年早めたと言われる作品です 話は我が家のことに変わる。 長男は映像の記憶に秀でている。一度見た映像を視覚的に覚える。最初に気がついたのは、長男が好きな

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                                        • 自閉症児と防災 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                          ウチは避難所へ逃げられない アフターコロナで難易度は増した 対策を練る 台風10号がようやく通り過ぎた。西日本各地に影響を与えたようだが、先週戦々恐々としていたほどの大惨事は起こらなかったようだ。 東日本に住んでいるが、安心した。 日曜日の夜や月曜日のニュース番組で、避難所の様子を伝える場面を目にした。コロナウィルス感染対策として、収容人数を通常時よりも減らしたようだ。避難所に入れない人、たらい回しにあった人、それなりに混乱があったようだ。 停電によって、避難所の電気がストップし、真っ暗なうえエアコンが使えないという場所もあったようだ。ここまでは健常児のコミュニティーの話。 自閉症の長男を育てる我が家が避難所を利用するとして、具体的な想定をする。 避難が難しい理由も記載する 避難先は、子どもたちの通う小学校の体育館だ。普段利用している施設が様変わりし、知らない人が大挙して押し寄せる 長男が

                                            自閉症児と防災 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                          • マスク着用奮闘記 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                            コロナ以前、長男はマスクが大の苦手でした。今、何の文句もなく付けてくれます。きっかけは何か、振り返ります 長男は注射を極度に嫌がるので、インフルエンザの予防接種を受けさせることが出来ない。その為、冬はインフルエンザ予防のためにマスクを着用させるのだが、昨年の秋冬はとても嫌がっていた。 ゴワゴワして気持ち悪い 紐がこすれて耳が痛い マスクがぬれて気持ち悪い マスクが嫌な理由は様々で、なかなか冬場にマスクをつけてもらえなかった。その為、コロナが騒がれるようになった今冬は、どうやってマスクを付けてもらうか、頭を抱えていた。 長男が一番嫌がらずに付けられるのは、給食などの布マスクだ。布マスクについては、給食の配膳で使う際に着用できているので、抵抗が少ない。布マスクはクリアだ。我が家に届いた「アベノマスク」は長男に廻した。 何かと揶揄されたアベノマスク 我が家では重宝しました コロナ対策では毎日着用

                                              マスク着用奮闘記 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                            • 目覚まし時計 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                              長男の日課と時刻はガッチリと決まっている。自閉症の長男は、時計を見なくても何となく時間感覚が分かるようだ。起床、雨戸の開閉、風呂の給湯スイッチ、登校など、時計を見ずとも毎日概ね同じ時刻にやっている。特に起床時刻は、目覚まし時計を使っていないにもかかわらず、毎日ほぼ同じ時刻に起きている。それは土日であっても変わらない。 長男は5時15分に起床すると決めているようだ。早起きしてくれるので、朝の支度をせかしたこと記憶がない。そんな長男が、先週土曜日、珍しく6時まで起きなかった。長男は『起きられなかった。なぜだ』とがっかりしていた。おそらく一週間の学校の疲れが溜まっていたからだと思うが、長男は落ち込んでいた。 早起きする動機は、登校前にテレビを視聴する時間を長くすることだ。朝ご飯までの間、テレビを見ることができる。長男は早く起きることで、テレビを見られる時間を少しでも長くしたいのだ。長男が欲しがっ

                                                目覚まし時計 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                              • 自閉症育児で意識していることは、自分とは違うタイプの“のうみそ”への伝え方【自閉症育児体験談】|たまひよ

                                                竹山美奈子さんは14歳のひとり娘・鈴乃ちゃん(以下:すずちゃん)と夫の3人家族です。すずちゃんは3歳の時に自閉症スペクトラムと診断され、現在は特別支援学校に通う中学2年生です。はじめは軽度知的障害と思われましたが、小3で最重度知的障害と診断され、発語はほとんどありません。美奈子さんはすずちゃんの障害を題材にした絵本『すずちゃんののうみそ』を出版し絵本作家として活動をする傍ら、トークイベントや講演会などで自身の育児体験を語り、障害理解を広める活動しています。 2回目の本インタビューでは、すずちゃんの特性・こだわりと、その対応、美奈子さんが子育てで普段から気をつけていること、自閉症について知って欲しいことを聞きました。 障害を携えて生まれたことは“不運”だけれど“不幸”ではない。自閉症のある娘との暮らしで感じること【自閉症育児体験談】 竹山美奈子さんは14歳のひとり娘・鈴乃ちゃん(以下:すずち

                                                  自閉症育児で意識していることは、自分とは違うタイプの“のうみそ”への伝え方【自閉症育児体験談】|たまひよ
                                                • ゲームが上手くなってる! | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                  コロナ禍でお出かけがはばかられる春休み。どうしても家遊び中心になってしまう。任天堂スイッチで遊ぶ機会が多い。YouTubeに比べれば時間の約束を守ることができるので、任天堂スイッチに関しては口うるさく言わないようにしている。 自閉症の長男は、自閉症児のそれに倣い、手先が不器用だった。スイッチを買った際に購入した「スーパーマリオメーカー」は、上手く操作できず楽しめなかった。 先日、子どものお小遣いでソフトを買うことを許可した。「スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド」を買い、兄弟仲良く遊んでいる。グラフィックはキレイなのだが、操作が難しそうだ。私は上手く操作できなかった。最近のゲームはすごい。 ゲームをする長男を見て驚いた。操作が上達しているのだ。以前の長男は、ゲームの上手い次男に付いていけなかった。今回買ったマリオでは、次男とほぼ対等に進めることが出来ている。少なくとも次男の“足手

                                                    ゲームが上手くなってる! | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                  • 自閉症 現実を受け入れて向き合おう | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                    前回、適切な支援(=療育、特別支援学校ないし学級、等)を受けることが大事だと書かせて頂いた。 今回は、その支援を”拒否”しているご家庭の事例を紹介し、どのような困り事が起こり得るのか表したい。 事例1 A君の普通級在籍にこだわり続けるご一家 A君は長男と同じ学年で、A君のお母さんと私の妻は仲良く話す間柄。A君は衝動的に手が出てしまう、ADHDタイプの男の子。 クラスメイトとのケンカや物損など、クラスのトラブルメーカーになっている。運動会では、勝ち負けへの強いこだわりから、 自分の属する組が負けて”準優勝”になったことが分かると、ひっくり返って号泣し校庭を走り回ってしまった。 担任の先生からは毎年特別支援級への転籍を勧められているが、拒否しているという。 A君のお母さんに聞くと、旦那さんが支援級への転籍を頑として受け入れず、普通級の在籍を強く要求している。 お母さんは、子どもの為を思えば支援

                                                      自閉症 現実を受け入れて向き合おう | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                    • クリスマス | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                      長男はクリスマスが大好きだ。12月になると、クリスマスのスイッチが入る。長男のクリスマスモードが発動すると、毎年クリスマスツリーを出して飾り付ける。 長男は年間を通じてクリスマスプレゼントを何にするか考え続けている。12/25の朝から、次の年のクリスマスに向けた“活動“が始まる。 長男がクリスマスを好きな理由は、サンタクロースが寝ている間にプレゼントを持ってくれる、という特殊な設定があるからだ。毎日5時半に起きる朝型の長男が、毎年25日はワクワクで目が覚め、より早起きをする。 自閉症ゆえなのか、長男はサンタクロースの存在に一切の疑いがない。3歳下の次男は、少しずつサンタクロースが常識を飛び越えて世界中の子どもの願いを叶えられることに疑いの念を抱き始めた。長男は、おそらく何歳まででもサンタクロースを信じ続けることができるだろう。数年後には、次男も“サンタ側“に加わってもらい、長男の夢を壊さな

                                                        クリスマス | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                      • 健常者との埋められぬ差 後編 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                        前編では薄い自閉傾向を持つ私の話を書いた。長男の話に戻す。 長男が仕事において、完全な形で健常者の社会で生きていくことは出来ないと思っている。オフィスで働いたり、対人の仕事をすることは難しいだろう。ただ、長男には視覚的な記憶力と驚異的な集中力、ルーティンを確実に守れる規則正しさがある。これらを活かして仕事出来れば、幸せな未来を切り拓くことができるのではないかと思っている。 長男は、かなり早い段階で特性を把握できた。長男の場合は、3歳で自閉症児であることを知ることができた。以後、何が苦手なのか、どうすればストレスを感じずに済むのか、先生とお医者さん、親の間で意思疎通を繰り返しながら現在に至る。ウチは、10年近い期間を対自閉症戦線に費やしている。そのため、それなりの経験値を積むことができた。小中高で自閉症と診断されるケースに比べ、知識と経験の習得と将来のシミュレーションができている。 ウチが幸

                                                          健常者との埋められぬ差 後編 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                        • 爬虫類 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                          市内でアミメニシキヘビが逃げたというニュースが盛んに報じられている。軽自動車程の体長のヘビがなかなか見つからない。ヘビは上手に隠れているのだろうか。横浜は港湾エリア以外は山の多い場所なので、隠れた場所によってはなかなか見つからないかもしれない。 ちなみにアミメニシキヘビの説明は下記のWikipwdiaを参照下さい。 アミメニシキヘビ Wikipedia(苦手な人は閲覧注意) ウチではおなじみのヘビだ。というのも、長男は(正確には兄弟2人とも)爬虫類が大好きだ。爬虫類というよりも、危険生物が大好きだ。ウチの本棚には、色々な出版社の「危険生物」図鑑がある。このニュースを子どもたちが知った時も、アミメニシキヘビは咬毒ではなく獲物を絞め殺すのだと、ちびっ子博士たちが教えてくれた。 長男が好きな動物園は、ワニのいる動物園だ。上野動物園にはワニがいて、更に爬虫類館が設けられている為、お気に入りの動物園

                                                            爬虫類 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                          • 療育以外の手立ては、おそらくない | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                            自閉症に一刻も早く気付くこと 自閉症とできるだけ早く向き合うことがとても大事 長男が未就学の時に通っていた療育施設のママ友達から、怖い話を聞いた。子どもの自閉症を“治す”為に、胡散臭い民間療法にどっぷりとハマってしまった人の話である。他にも、自閉症を“治したい”一心で新興宗教に入信してしまい、家庭が壊れてしまった人など、悲惨な家庭の話を聞いたことが何度かある。妻も、ママ友の一人から、「体内から水銀を抜くことで自閉症を治す治療があるらしい」と100%善意で進められたことがあるらしい。 間違いないこととして、自閉症スペクトラム障害は“治す”ものではなく、生活に支障が無いように押さえ込むものだ。消えて無くなるものではない。だから「治る」という触れ込みで近寄ってくる話は、聞くべきではない。 怪しげな話はいくらでも転がっています。しっかり気を持っていないと、このテのものすがり付いてしまい、不幸せにな

                                                              療育以外の手立ては、おそらくない | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                            • 強運 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                              当たりを引く強運の持ち主 自閉症と関連はあるのか? 以前、自閉症の長男が強運の持ち主だと書いたことがあるのだが(※リンクを貼っておきます。よろしければご覧下さい)、 不思議な運の強さを感じることを、長男はまた起こした。 福引きのガラポンで1等を引き当てた。 まあ、1等といっても、景品は1万円以下のアウトドア用品セット。大層なものをもらえたわけではないのだが、長男は過去に何度か引きの強さを見せている。 ・ショッピングモールのガラポンで2等(インスタントラーメンの詰め合わせ) ・商店街主催のお祭り屋台のおもちゃくじにて、でっかいジバニャンのぬいぐるみ(商店街の方が驚いていた) くじ運ではないがこんなものもある。 ・テレビのdボタンで参加するアニメの企画に参加し、応募者抽選のキャラクターグッズが届く(抽選○○名様の○○名に滑り込む) どれも高額商品ではないところがポイントだ。長男はとてもほしいと

                                                                強運 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                              • 徒競走◯、ダンス✖️《前編》 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                運動会が苦手な長男 変則的な今年の運動会を乗り切れるか 運動会まで残り3週間、今週から練習が本格的になった。 リレーの選手に選ばれ、周囲を引っ張る立場を任されがちな次男は、運動会を楽しみにして練習に参加している。 運動会が大の苦手である長男も、なんとか練習に参加出来ている。 この頑張りが、あと3週間続くだろうか。 例年、運動会は5月末に開催される。9時に始まり15時に終わる。リレーや大玉転がしなどの学年混合のプログラムを除くと、一人3〜4つほど出場機会が与えられる。ゴールデンウィーク明けから本格化する練習に対応する為、長男は休み明けから疲労を蓄積する。先生は消耗の度合いを見ながら参加と欠席をコントロールし、本番まで体力と気持ちを切らさないよう腐心する。こんな状態なので、長男が一年で一番不安定なのが5月だった。3年生の時は、ダンスのソーラン節が嫌で運動会自体を欠席した。本人も運動会に苦手意識

                                                                  徒競走◯、ダンス✖️《前編》 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                • あつ森が教育してくれた ~番外編~ | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                  講師:エイブルシスターズ 長男がファッションに興味を持ち始めた ファッションの勉強です 以前、あつまれどうぶつの森で遊ぶ長男に、お金のことや生物など、知識を増やすきっかけとして活用している話を書いた。 今回は、長男がいつの間にか勝手にゲームから学んでいたことを書く。 エイブルシスターズは無人島の仕立て屋さん。 ここでキャラクターに着せる服を買うことができる。 キャラクターにオシャレでリアルな服を着せて楽しめるのは、昨今のアバターと仕組みは似ている。 長男は、ここでオシャレに目覚めたようだ。 子どもが寝た後、私はあつ森をプレイするのだが、長男は毎日服を替えている。 新作を買っているようだ。 自閉症児は自分の外見に関心を持たないことが多いと聞く。 長男も自分の服にあまり関心がない。長ズボンしか履かないというこだわりはあるが。 その長男が、自身を投影したキャラクターのファッションを楽しんでいる。

                                                                    あつ森が教育してくれた ~番外編~ | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                  • ゲーム中毒 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                    自閉症児はゲーム中毒になりやすいと主治医に言われました。最初に与える際、十分注意しましょう 主治医の先生から、ゲームを覚えるとそればかりやるようになってしまうから、極力ゲームから遠ざけた方がいい、と言われたことがある。4〜5年ぐらい前、会う度に言われていた。小学生になる頃にゲームを始める子が多いのだろうか。 その当時テレビゲームなどやっていなかったが、一つ言いつけを破り遊ばせてしまったものがあった。ゲームセンターのメダルゲームだ。雨が降った時の出かける場所や散髪の予約時刻まで時間わ潰す方法としてメダルゲームを多用していた。一回300円と決め、この額で払い出させるメダルで遊ばせていた。だいたい2〜30分ぐらい時間を消化することができ、且つゲームセンターはショッピングモールに必ずあるので、多用してしまっていた。 主治医に言われた通り、自閉症の子はゲームにのめり込みやすい。我が子もそうだった。「

                                                                      ゲーム中毒 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                    • 普通級へのこだわり(ニ) | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                      支援級から普通級へ転籍したケース 支援級でかなり“出来の良かった“その子は、3年生になる年度で普通級へ転籍した。支援級での彼は、ほとんど手のかからない子だった。とてもしっかりしていた印象だ。しかし、そんな彼でも普通級の壁は高かったようだ。過去2年間と違うカリキュラムについて行くのは大変だという。 また、3年生になると、(普通級の)子どもたちは、支援級の位置付けを暗に認識していて、“支援級から来た子“に対して他の子とは違う接し方をしてしまう。少し距離をとってしまい、他のクラスメイトとの関係性とは違うものになってしまうようだ。 支援級でとても優秀だったその子でも、普通級では周りについていけない。どうしても浮いてしまうようだ。本人もそれを理解し、自信をなくし、学校を休みがちになってしまった。支援級→普通級は想像以上に難しいことようだ。 無理して普通級の在籍にこだわり続けたケース ADHDと思われ

                                                                        普通級へのこだわり(ニ) | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                      • 嘘をつくとき | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                        長男は悪いことができない純真な子だ。しかし、嘘はつく。でもその嘘はすぐばれる。少し追及すると、すぐに「ごめん。嘘ついた」と言う。 自閉症児は、基本的に相対的な価値観を重要視しない。その為、人をおとしめたり妬んだり攻撃しない。100%ではないと思うが、他人を下げるような行為をする自閉症児を見たことはあまりない。長男も例に倣い、お友達には親切100%か、我関せず、いずれか対応をしている。友達に対して嘘をつくことはない。 長男が嘘をつくのは、大人に対してのみだ。シチュエーションは、決まってお約束を守れなかったときだ。 先生に対しては、基本嘘をつかない。嘘をついたことが先生を困らせてしまうと理解しているからだ。宿題を忘れる、任されていた役目を忘れる、このようなとき先生に注意されることがあるが、嘘はつかない。言い訳はするらしい(一生懸命言い訳して、自分に非がないことを説明するらしい。思考の鍛錬とその

                                                                          嘘をつくとき | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                        • コミュニケーション 2 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                          大事なのはストレス減とレジリエンス。コミュニケーションは後付けで伸びた 小学校に入学して間もない頃、療育環境との違いや引越し直後の環境の変化によって毎日不安定だった。学校でも家でも毎日泣いていた。少しずつ環境に慣れると、泣くことパニックを起こすことは少しずつ減ったが、毎日強いストレスを感じていることが親から見ても分かる状態だった。 一年生の頃は、学習カリキュラムをこなす状態に到達するのは難しく、学校生活に慣れることのみに専念した。当時は、字を書くことが相当苦手だったこともあり、勉強に要した時間は少なかった。学校に慣れたあと、少しずつ上向くきっかけを掴めるようになった。 ①困った時には先生を頼る 何が要求したい時、入学して間もない頃はどうしていいか分からず泣いていた。学校に慣れると、先生に頼ればいいことを理解した。 ②要求を伝えられる語彙力を身に付ける 学習カリキュラムをこなすようになると、

                                                                            コミュニケーション 2 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                          • 子は鎹 自閉症児ならなおのこと | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                            自閉症の長男の存在が、夫婦の仲を良くしてくれる。彼は時として、幸せを与えてくれる。 「子別れ」という落語がある。疎遠な元夫婦が子どもによって復縁するという噺だ。ウチは同居していて仲も良いのでこの噺と設定は違うが、子別れの別題である「子は鎹(かすがい)」を感じることが多々ある。 長男が自閉症なので、ウチの家族は行動に制約がある。 旅行には行けない、外泊できない、外食で夕飯を済ますことができない、テレビをオンタイムで視聴できない。フツーなら有り難みを感じることなくできることが、ウチにはできない。 ただ、長男を育てるという至上命題があるので、家族が一つにまとまる。 特に、妻と私はこの一点において同じ方向を見ることができる。 これといった苦難を経験したことがない妻を、私が茨の道に立たせてしまった。私と結婚していなければ、こんなに苦労することはなかっただろう。 苦労をかけてしまい申し訳ない、と毎日思

                                                                              子は鎹 自閉症児ならなおのこと | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                            • 空気を読み始めた長男 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                              自閉症児にとって理解と実施が最も苦手なのは「空気を読む」ことだと聞いたことがある。概念的なもので可視化されていないため、”そもそも何であるか”が理解できないという。日本が自閉症児にとって住みにくい環境である由縁の一つだと私は思っている。 場の空気 日本における、その場の様子や社会的雰囲気を表す言葉。とくにコミュニケーションの場において、対人関係や社会集団の状況における情緒的関係や力関係、利害関係など言語では明示的に表現されていない(もしくは表現が忌避されている)関係性の諸要素のことなどを示す日本語の慣用句である。 近年の日本社会においては、いわゆる「KY語」と称する俗語が流行語となって以来、様々な意味を込めて用いられるようになっている。 Wikipedia うっすら自閉症の因子を持つ私は、観察力と訓練によってほとんどの場の空気を感じ取ることができるようになった。ただ、周囲からすると信じられ

                                                                                空気を読み始めた長男 | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ
                                                                              • 回顧録 電車のこだわりとパニック | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                                今になって思えば、何故あの頃苦しんだのか分からないことが沢山ある。気付くとその困り事は綺麗さっぱりなくなっていた。なぜなくなったのか、理由を考えず今に至っていることが山ほどある。 かつて手を焼いた長男の困り事について、どのような困り事だったのか、何にこだわっていたのか、どれぐらい大変だったか、何故なくなったのか、振り返ってみたいと思う。勝手ながらシリーズ企画です。 電車へのこだわり 赤ん坊の頃から電車が好きだった長男。電車のDVDを毎日見て、電車の図鑑を手放さなかった。療育期になると、電車に乗りたがるようになり、電車に乗るためだけの外出をした。 どのような困り事があったか 長男はイレギュラーへの対応力がなかった。自分の予想と反することが起こると、よく泣き、パニックを起こすこともあった。パニックの原因になったのは、目的の車両が来ない、時刻表通りに入線しない、乗りたかったお気に入りの型式の車両

                                                                                • もし人類がみな自閉症だったら(前編) | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ

                                                                                  自閉症の人しかいない社会を想像してみよう 自閉症の長男は基本マイペース。人と比べることをせず、競争を好まない。 他者への思いやりはあるが、攻撃したり羨んだり蔑むことをしない。 少し悪く言えば「人畜無害」、根っからの平和主義者だ。 もし世界中の人々が、自閉症の傾向を持っていたらどんな世界になるのだろうか。 勝手にシミュレートしてみる。 社会的地位や肩書が意味をなさない 目に見えるもの、実効性のあるもの以外、価値のない世界になる。有名大学を出ている、一流企業に入社しているなど、これらのことが人を判断する材料にならない。 長男にはまだこれらの概念は当てはまるものがない。ただ、校長先生と担任で態度を変えたり、医者と看護士で態度を変えるようなことはない。 実用的なもの以外、興味がない。ファッションは機能面の優劣のみが重視される。ブランド品は重宝されず、流行も存在しない。 希少価値やプレミア感、高価な

                                                                                    もし人類がみな自閉症だったら(前編) | アスペ父親の自閉症育児日記 〜ASD DIARY〜 作:ハムスターパパ