人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん(艦これ)」の公式イベント「佐世保本遠征」が9日から3日間、長崎県佐世保市で開かれた。佐世保での大規模イベントは4年ぶり3回目。県外を中心に約1万7千人が訪れた。映画やアニメの舞台となった街にファンを呼び込んで地域振興につなげる「コンテンツツーリズム」が、基地の街・佐世保に定着するのか。 【写真】スタンプラリーの台紙を購入するために並ぶ参加者たち。記者も約1時間並んだ 「艦これ」は、旧日本海軍や各国の軍艦や空母を擬人化した女性キャラクター「艦娘(かんむす)」を敵と戦わせるゲーム。テレビや映画のアニメ作品にもなっている。イベントは、ゲームの運営会社が広島県呉市など旧海軍ゆかりの街で行っている。 佐世保鎮守府があった佐世保市は、「艦これ」の舞台として2018年に一般社団法人「アニメツーリズム協会」(東京)が選定する「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に県内