応用行動分析学とは 私は大学時代、特別支援教育を専攻し、応用行動分析学というものを学んでいました。 聞いたことのない方は難しい話が始まるのかなと思われるかもしれませんが、そんなに複雑な話ではないです。 応用行動分析学とは、ある行動の前後に何が起こっているかを分析して、前後の環境を操作することで問題行動などを解消する方法です。 ちょっとこれだと、ナニイッテマスカですね。 具体例をあげます。 お菓子を奪ってしまうお兄ちゃん お兄ちゃんが、いつも弟のオヤツを奪ってしまうという問題行動があったとします。 その前に何が起こっているかを観察すると、お母さんがおやつを渡してすぐどこかに行ってしまい、お兄ちゃんがオヤツを奪うところを見ていないという状況があるかもしれません。 もっとさかのぼれば、お兄ちゃんは食事の量が足りていなくて、とてもお腹が減っているかもしれません。 その後に何が起きているのかを観察す