「色んなバイトでのミスや習ったことは、役を演じる時に役立っています。体験したことの難しさや楽しさは僕の特性的に忘れないから。諦めの悪い俳優を目指していきたい」 【動画】心まで演じきる小籔さん その表現力に注目です そう語る小籔伸也さんは、軽度知的障害がある。IQは53。落ち着きがない、待てないなどの特性が見られるADHD(注意欠如・多動症)や対人関係やコミュニケーションに困難さがある自閉スペクトラム症でもある。 そうした自身の特性を受け入れ、小籔さんは現在、俳優として日々、演技力を磨く。 重度障害者の母親を支えた幼少期小籔さんは母子家庭育ちだ。重度の視覚障害者だった母親は、手足や顔などの筋肉が徐々に痩せていく「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」でもあった。ヘルパーがいない時、小籔さんは家事をしたり、母親の外出に付き添ったりと献身的なケアをしていたという。 ただ、発達障害の特性からか、相手の話を
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