日本人のお酒の消費量が減っています。成人一人当たりの酒類消費量は、ここ30年でおよそ3割減少。中でも、若者の日常的な飲酒が減っているといいます。 ■国税庁“キャンペーン”に賛否の声 その傾向を変えようと、国税庁が始めたキャンペーンが「サケビバ!」です。 「『お酒』のこれからを自分たちで考えよう。日本産酒類の発展・振興を考えるビジネスコンテスト。いよいよ開幕!」 酒類業界の活性化を図る新サービスや販売戦略について、若者目線のアイデアを募ろうというのです。 ところが、国税庁が呼び掛けていることについて、SNS上には、次のような投稿がありました。 ツイッターから:「政府は税収を上げたいために、若い人に飲酒の習慣を付けたいんじゃないか」「若者向けのプロモーションなら、酒メーカーと代理店がやってるよね」 街の人からは、次のような声が聞かれました。 20代女性:「多分、税金取りたいからですよね。お酒を