高速道、車種別料金を再検討 現行5区分、見直し視野―国交省 2024年02月26日14時17分配信 【図解】高速道路料金の再検討 国土交通省は、普通車や大型車など5車種に分けている高速道路料金について、見直しを視野に入れた再検討を始めた。車種のサイズ、重量に基づき料金比率を定め、大きくなるほど高額にしている現行制度の導入から35年。軽自動車の大型化や電気自動車(EV)の増加など時代の変化を踏まえ、適切な料金設定を探る。 高速道路、平日の料金割引拡充へ 休日の「観光公害」抑制で―国交省 国交省と高速道路会社は、再検討に向けたたたき台を今秋にも提示。具体的な時期は示していないが、たたき台を基に有識者会議で区分の細分化や料金比率の変更など対応方針を決める予定だ。 現行の車種別料金は1989年に導入。「軽自動車等」「普通車」「中型車」「大型車」「特大車」で、当時の大きさや重さなどに基づき料金比率を