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退院率 定義の検索結果1 - 3 件 / 3件

  • 進行した認知症患者の誤嚥性肺炎とは延期可能な老衰である

    誤嚥性肺炎という病気がある。 ガイドラインでは、誤嚥リスクのある宿主に生じる肺炎、と定義される。 そのうち最も多くを占めるのは高齢かつ進行した認知症患者が発症する誤嚥性肺炎である。 内科救急で最も多く経験する疾患で、入院で受け持つ頻度もかなり高い。 特異なことに、最も多く接する疾患の一つでありながら、専門家が存在しない。 肺炎だから呼吸器なのかといえば、呼吸器内科医は認知症への対応は専門ではない。 精神科は認知症診療が業務範囲に含まれるが、身体疾患が不得手である。 脳神経内科医は嚥下や認知症を専門領域の一つとするが、絶対数が少なく、専門領域が細分化されている。 そんなわけで多くの場合は内科医が手分けして診療することになる。 そういうわけだから、誤嚥性肺炎に対する統一的な見解はない。ガイドラインも2013年から更新されていない。また誤嚥性肺炎に関する文献や書籍はあるし、質の良いものが出版され

      進行した認知症患者の誤嚥性肺炎とは延期可能な老衰である
    • 緊急承認 要件明確に/倉林氏 薬機法改正案で要求

      日本共産党の倉林明子議員は4月26日の参院厚生労働委員会で、ワクチンなどを緊急承認する制度を導入する薬機法改正案について、緊急承認の要件を明確にするよう求めました。 倉林氏は、医薬品の有効性と安全性を確保する薬事承認は第3相試験まで行うのが原則だと指摘。新型コロナの治療薬として未承認のまま安倍晋三元首相が使用を拡大したアビガン投与の観察研究の結果では、国立医療研究センターの研究結果との比較で致死率は10倍高く、死亡退院率は3倍以上だと指摘。「有効どころか危険性の高さが明らかになった」と述べました。 条件付き承認制度では承認が困難でも、緊急承認なら可能となる場合があるかとの質問に、厚労省の鎌田光明医薬・生活衛生局長は「一般論としてはあり得る」と答弁。倉林氏は緊急承認時の安全性の確認には限界があると強調。第3相試験を行っていない医薬品だと理解させるため「使用許可」とすべきだと迫りましたが、後藤

      • 新型コロナウイルス感染症まとめver3-2(2021年7月7日)ADEについて に8月24日追記しました

        新型コロナウイルス感染症まとめver3-2(2021年7月7日)ADEについて ★当院HP関連ファイル: ・2021年5月26日(増強抗体による非古典的ADE) ・2021年6月9日(重症デング疾患におけるADE) 【ADEとSARS-CoV-2ワクチンと治療】 Lee, W.S., Wheatley, A.K., Kent, S.J. et al. Antibody-dependent enhancement and SARS-CoV-2 vaccines and therapies. Nat Microbiol 5, 1185–1191 (2020). https://doi.org/10.1038/s41564-020-00789-5. <Main> 抗体ベースのワクチンや治療薬の潜在的なハードルとして,抗体依存性増強(ADE: antibody-dependent enhancem

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