こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 全国の城や史跡をぶらり旅する「夢中図書館 いざ城ぶら!」。現在、家康を辿る城旅を展開中…。 今日の夢中は、城ぶら「小田原古城 八幡山古郭」!戦国の風雲児・北条早雲、進撃のあとです。 ■家康を辿る物語 難攻不落の城・小田原城。この城があるから、豊臣秀吉の大軍を迎えても北条氏は動じませんでした。 この小田原城に目を付けたのが、北条氏の始祖・北条早雲(伊勢宗瑞)でした。 小田原城の始まりは平安時代末期、相模国の豪族・土肥一族が当地に居館を構えたこととされます。 応永23年(1416)上杉禅秀の乱で土肥氏が失脚すると、駿河国の大森頼春がこれを奪い相模・伊豆に勢力を拡大。この頃小田原城(小田原古城)を築いたと伝わります。 明応4年(1495)、伊豆国を支配していた早雲は、大森藤頼が守る小田原城に攻め入ります。 逸話によると、早雲は藤頼に対して進