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阿部和重の検索結果1 - 4 件 / 4件

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阿部和重に関するエントリは4件あります。 映画文学 などが関連タグです。 人気エントリには 『蓮實重彦・青山真治・阿部和重「映画三狂人、アメリカ映画を大いに語る」 (文學界2015年5月号掲載)|文學界』などがあります。
  • 蓮實重彦・青山真治・阿部和重「映画三狂人、アメリカ映画を大いに語る」 (文學界2015年5月号掲載)|文學界

    映画監督・小説家の青山真治さんが3月21日、逝去されました。文學界にたびたび登場していただき、会うたびにともに楽しい時間を過ごした青山さんがいなくなってしまった淋しさは、はかりしれません。 哀悼の意をこめて、2015年の映画特集号の鼎談を、ご遺族、蓮實さん、阿部さんのご了承をいただいてここに全文掲載します。 (写真・山元茂樹) 米軍の英雄を描く反動的な映画か、PTSDを扱う反戦映画か? クリント・イーストウッド監督の問題作「アメリカン・スナイパー」の「とらえどころのなさ」から映画が今日直面する困難をあぶり出し、アメリカ映画最新作を縦横に語り合う充実の百五十分。 ■「幽霊」の撮った映画 青山 この三人で集まるのは、クリント・イーストウッド監督が自ら主演した最後の作品「グラン・トリノ」(二〇〇八)についての座談会(文學界二〇〇九年五月号)以来、六年ぶりですね。そのイーストウッドの最新作「アメリ

      蓮實重彦・青山真治・阿部和重「映画三狂人、アメリカ映画を大いに語る」 (文學界2015年5月号掲載)|文學界
    • 筒井康隆、大江健三郎、村上春樹、阿部和重、小川哲……『百年の孤独』が日本文学に与えた絶大なる影響

      ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』(新潮社)の文庫化が、出版界で一つの事件のように騒がれている。これらの名称をブランド、焼酎を意味するものとして記憶する人もいるだろうが、いずれもこの作家と小説に由来するものだ。コロンビアの作家ガルシア=マルケスが1967年に発表した長編小説『百年の孤独』は、1972年に新潮社より鼓直訳で日本語版が刊行され、1999年に同じく鼓によって改訳された。2006年には「ガルシア=マルケス全小説」の1冊に組みこまれ、文庫化はその全集版を底本としている。同作について「文庫化されたら世界が滅びる」と都市伝説的な冗談がいわれてきたのは、それだけ長く文庫化が望まれてきたということでもある。 『百年の孤独』は、1960年代以降に各国で起きたラテンアメリカ文学ブームの代表的な作品だ。1982年にガルシア=マルケスがノーベル文学賞を受賞し、集英社が1983-1984年に

        筒井康隆、大江健三郎、村上春樹、阿部和重、小川哲……『百年の孤独』が日本文学に与えた絶大なる影響
      • アルフレッド・ヒッチコック試論|阿部和重

        ※初出/『文學界』(2021年9月号) イントロダクション この映画評論を筆者が書いたのはデビュー以前、およそ二八年前のことである。執筆時期や期間の詳細についてはもはやうろおぼえだが、テキストデータの末尾に「1993/1/13脱稿」と明記されていることは判断の頼りになる。 おそらくは、一九九二年一一月ないしは一二月から当の脱稿日までのあいだの日々に書きすすめたのではないかと思われる。ちなみに小説デビュー作『アメリカの夜』に着手したのはそれから半年ほどのちの、一九九三年六月だったか七月だったかの頃であり、書きあげたのは同年九月末か(群像新人文学賞応募〆切月にあたる)一〇月初旬と記憶している。 この未発表原稿が本誌に載せてもらえることになったのは、二〇一九年八月から二〇二〇年一二月に毎日新聞で連載され、本年六月に単行本化された長篇小説『ブラック・チェンバー・ミュージック』の内容が関係している。

          アルフレッド・ヒッチコック試論|阿部和重
        • 阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待

          最近好調な純文学系文芸誌『文藝』(河出書房新社)は、かつてJ文学のブームを仕掛けていた。ーーといったところで今、どれくらいの人に通じるのか。2009-2012年にNHK Eテレで日本の作品を英語翻訳で紹介する「Jブンガク」という番組があったが、それとは違う。1990年代後半、『文藝』がJ文学なる呼び名を掲げ、出版界で話題になったのだ。 『文藝別冊 ’90年代J文学マップ』 売行きが低迷する純文学が注目されるように『文藝』がキャンペーンに動き『文藝別冊 ’90年代J文学マップ』(1998年)が発行された。同ムックで作家マップを作成した佐々木敦は、J文学の呼称を提案したのは自分だと後に語っている(『ニッポンの文学』)。 明確な定義があったわけではない。阿部和重、町田康、赤坂真理、藤沢周など1990年代にデビューした作家たちの総称として、とりあえずJ文学が使われたのである。ただ、ムックには論者4

            阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待
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