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  • 井奥陽子『近代美学入門』 - logical cypher scape2

    タイトル通り、近代の美学についての入門書なのだが、とても良い本だった。 「芸術」「芸術家」「美」「崇高」「ピクチャレスク」という概念ごとに章立てした5章構成の本となっているが、これらの概念は全て近代に成立した概念である。 「崇高」と「ピクチャレスク」はあまり一般的には馴染みのない言葉だろうが、「芸術」「芸術家」「美」といった、現在の我々にとってはわりとあって当たり前の概念が、歴史的にはそれほど古くない概念であることを示している。 常識だと思っていることを相対化して捉え直すことを目指していて、おおよそどの章も、古代ではどうだったか、近代でどのように成立していったのか、そして、現代的な論点についてどのように考えられるか、という構成をしている。 なので、確かに「近代の美学」についての本ではあるのだが、美学一般の入門書という位置づけで読んでしまってよいと思う。 新書レベルの読みやすさ・分かりやすさ

      井奥陽子『近代美学入門』 - logical cypher scape2
    • お爺さんの戦争体験を語ったら先生から「そんな話を聞きたい訳じゃない戦争犯罪者が嘘を言うな」とブン殴られて立たされた話

      ヤバーン @Yabarn_Jin 家族の戦争体験ののを見ての思い出 俺「爺様は偵察機で夜間飛行中に雲海に出たときに満天の星空が綺麗で永遠に偵察機を飛ばせたら幸せだろうなあと思っていたそうです」 狂士「そんな話を聞きたい訳じゃない戦争犯罪者が嘘を言うな」とかって目の敵にされてブン殴られて立たされたりしたわ ヤバーン @Yabarn_Jin 高校の時の老教師は手伝いで高射砲の弾運びに駆り出され、昼飯も出るし暇だし最高だったけどクソして帰ってきたら高射砲が吹き飛んで何もなくなってて「腹減ったのにコレじゃ昼飯出ねえなあ」って思ったとか そう言うの

        お爺さんの戦争体験を語ったら先生から「そんな話を聞きたい訳じゃない戦争犯罪者が嘘を言うな」とブン殴られて立たされた話
      • 神職の祖父が勧めてくれた高千穂の神社をめぐる

        1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:自生しているマタタビを採りにいく > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ 高千穂観光のオモテ/ウラ 僕はふだん、宮崎県の高千穂町で神職をしている。 高千穂は九州のなかでも有名な場所なので、観光旅行に来た友人を案内することもあるが、毎回同じルートなので僕のほうがまいってしまった。もはや何がおもしろいのか分からなくなっている。 言わずと知れた「高千穂峡」 神秘的な洞窟「天安河原」 廃線を活用したトロッコ列車「高千穂あまてらす鉄道」 とりあえず観光雑誌に載っているような鉄板のスポットを案内しているが、そうすると本当に観光雑誌のとおりのものしか見られない。案内される側はそれでいいのかもしれないが、僕はやることがなくて退屈である。 自分だけの観光案内がし

          神職の祖父が勧めてくれた高千穂の神社をめぐる
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