前回の外装クリーニングに続き、基板のフルメンテナンスを行います。 まずはカバーを外した内部の様子です。 通気口の周辺にホコリが溜まっており、かなり汚れています。 メンテナンスを始める前に、まずは取り外した基板を観察してみます。 気になった点としては… ①まず、ほぼ全てのチップ電解コンデンサで電解液の液漏れがしていることです。 部品の足に艶がなく、腐食している様子が窺えます。 ほぼ全てのコンデンサが、です。。 開いた口が塞がりません。 このまま使っていると例によって電解コンデンサはいきなりパンクしますし、電解液による侵食も進み基板パターンの傷みによって最終的に機能しなくなります。 っていうか、既にかなり浸食が進んでいますね。隣のダイオードの足まで腐食しています。 ②そして、ヘッドホンボリューム。 電解コンデンサから漏れ出した電解液に侵食され、サビッサビになっています。 これでは機能しないのも