FCバルセロナの久保建英、レアル・マドリードの中井卓大に続き、日本人小学生3人目のビッグクラブ入団が実現した。東京都出身で現在4年生(9歳)の西山芯太くんが、バルサの下部組織であるアレビンA(U-12)に“飛び級”で加入を果たした。家族の仕事の都合で8歳の時にスペインに移住。昨季はバルセロナ地域で数多くのトッププレーヤーを生み出した育成クラブ「エストレージャ・ダム」でプレーしていた。小学校1年生から西山くんの指導に携わり、スペインに渡ってからも交流を続けているFC PORTAの羽毛勇斗監督に、西山くんのポテンシャルや、人間的な魅力について話を聞いた。 (インタビュー・構成=松原渓[REAL SPORTS編集部]、写真提供=FC PORTA) “衝撃の出会い”は幼稚園生の時 ――羽毛勇斗監督と西山芯太くんとは、最初はどんな出会いだったんですか? 羽毛:出会いは幼稚園生の時です。私たちFC P