並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 4 件 / 4件

新着順 人気順

35年目のラブレターの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 夜間中学で学んだ人生が映画に 「35年目のラブレター」手紙に書いた妻への思い

    妻へのラブレターを書こうと、64歳で退職後に文字を学ぶため夜間中学へ通った奈良市の元寿司職人、西畑保さん(88)の実話を描いた映画「35年目のラブレター」(塚本連平監督)が、来年3月7日に全国公開される。今年3月下旬には奈良県中央卸売市場(大和郡山市)など県内で撮影が行われ、映画関係者は「ぜひ奈良の人に見てほしい」と話している。 戦時中に生まれた西畑さんは、十分な教育を受けられず、読み書きができないまま大人に。長年支え続けてくれた同い年の妻、皎子(きょうこ)さんに感謝の手紙を書こうと、奈良市立春日中学校の夜間学級に20年間通って文字を学んだ。 西畑さん夫婦の物語は、複数のメディアで取り上げられたほか、創作落語になるなどして広がり、感動を呼んだ。今回の映画では、笑福亭鶴瓶さんが西畑さん役を、原田知世さんが皎子さん役を演じる。 3月22日には、西畑さんが寿司職人だった頃に毎日通ったという県中央

      夜間中学で学んだ人生が映画に 「35年目のラブレター」手紙に書いた妻への思い
    • 余録:英国の戦時宰相、チャーチルは妻に何通ものラブレターをつづった… | 毎日新聞

      英国の戦時宰相、チャーチルは妻に何通ものラブレターをつづった。<ずっと君の心の中にいる>。結婚から30年近くたっても、その筆致は初々しい▲奈良市の西畑保さん(88)は書きたいと願いながら、長年果たせなかった。字を知らなかったのだ。和歌山県の山間部に生まれた。家族は貧しく、子どもの頃、白いご飯を食べた記憶がない。国民学校では教師や級友に貧乏をからかわれ、仲間外れにされた▲盗みを疑われ、学校をあきらめた。板前になっても苦労の連続だ。注文がメモできず、先輩に怒られる。出前のためにバイクの免許が必要になっても試験問題が読めない▲自分の名前さえ書けなかった。それを隠したまま見合い結婚する。回覧板の署名でばれた。離婚を覚悟した時、救ってくれたのは妻皎子(きょうこ)さんの言葉だった。「つらかったやろな。何で言うてくれへんかったん。うちら夫婦やんか」▲手紙で感謝を伝えようと退職後、夜間中学に入った。64歳

        余録:英国の戦時宰相、チャーチルは妻に何通ものラブレターをつづった… | 毎日新聞
      • 結婚35年目のラブレターが落語に 笑福亭鉄瓶さんが実話を基に創作 | 毎日新聞

        読み書きができなかった夫が、結婚35年目で妻にラブレターを書いた実話を基にした「ノンフィクション落語」を、落語家の笑福亭鉄瓶(てっぺい)さん(43)が創作した。いじめが原因の不登校で義務教育をほとんど受けられず、60代で学び直した男性がモデル。新型コロナウイルス禍で「日常の大切さ」を痛感した鉄瓶さんが人情噺(ばなし)にまとめた。

          結婚35年目のラブレターが落語に 笑福亭鉄瓶さんが実話を基に創作 | 毎日新聞
        • 奈良在住の西畑さんモデルに実話映画、大和郡山市などで撮影 春日中学校夜間学級で識字学習し自筆で妻へ感謝の手紙|奈良新聞デジタル

          奈良在住の西畑さんモデルに実話映画、大和郡山市などで撮影 春日中学校夜間学級で識字学習し自筆で妻へ感謝の手紙 奈良市立春日中学校夜間学級に定年後の男性が通学し、読み書きを覚えて自筆の手紙を妻に送った実話を基にした笑福亭鶴瓶さん主演の映画「35年目のラブレター」(東映)の撮影が先月下旬、大和郡山市筒井町の県中央卸売市場や奈良市の奈良公園などで行われた。映画のモデルとなった奈良市在住の西畑保さん(89)は「自分のことが映画になる。楽しみやね」と期待している。映画は2025年3月7日に公開される予定。 県中央卸売市場での撮影では、日の出前から総合水産卸売会社「七海水産」をはじめ市場関係者らも参加してスタンバイ。寿司職人の西畑さんを演じる鶴瓶さんが、魚市場で仕入れるシーンの撮影が行われた。 西畑さんは小学2年生の時、いじめが原因で不登校になり、読み書きができないまま大人になった。戦時中で、和歌山県

            奈良在住の西畑さんモデルに実話映画、大和郡山市などで撮影 春日中学校夜間学級で識字学習し自筆で妻へ感謝の手紙|奈良新聞デジタル
          1