推し活をしていると、日常のふとした瞬間に推しを感じることがあります。 「これは推しの色だな」「この数字は推しのイメージナンバーだな」などなど、身の回りの物を見て推しを連想したことがある人は多いはず。 こうした「間接的なモノを見て推しを感じる」のは、どういう心理現象が働いているからなのでしょうか?そしてなぜ、間接的なモノにすら惹かれてしまうのでしょうか?自らもオタクであるという愛知淑徳大学心理学部教授の久保(川合) 南海子先生に、お話を伺いました。 お話を聞いた人:久保(川合) 南海子さん 日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士課程修了。博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学 霊長類研究所研究員、京都大学こころの未来研究センター助教などを経て、現在、愛知淑徳大学心理学部教授。専門は実験心理学、生涯発達心理学、認知科学。著書に『女性研究者とワークライフバランス』(新曜社、2