並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

201 - 204 件 / 204件

新着順 人気順

EnterpriseZineの検索結果201 - 204 件 / 204件

  • 「TiDB」は待ち望んだDBか? LINEヤフーとメルカリの“MySQL”プロが赤裸々に語り合う

    MySQLでシャーディングするなら、最初からTiDBで 続いて、「TiDBに特化したような設計や運用は必要か」との質問がなされた。これに対し北川氏は、書き込み時の性能を見ると高い並列度で処理し、拡張していくとQPSが少しずつ伸びることがTiDBの特長の1つであり、そこを意識して設計すべきだと指摘する。また、性能が発揮されない原因となるホットスポットを解消するために、“分割リージョン”のオプションを有効にしたと北川氏。他にも「TiUP」では監視などでも活用でき、当初から運用を容易にすることを念頭に置いてTiDBは構築されているようだとも話す。 一方、気になった点としては、パラメーターの設定方法が統一されていないことだと指摘すると、「監視などのメトリックが多すぎるとも感じますね」と北川氏。メトリックが多ければ状況は詳細に把握できるが、多すぎると情報の取捨選択に頭を悩ますことにもなる。さらに、ア

      「TiDB」は待ち望んだDBか? LINEヤフーとメルカリの“MySQL”プロが赤裸々に語り合う
    • パロアルトネットワークス、機械学習を搭載した次世代ファイアウォールを発表 PAN-OS 10.0で実現

      ファイアウォールの機械学習エンジンが脅威をブロック 近年では脅威が未知化するスピードが高まっている。一般的に脅威はパターンファイルやシグネチャと呼ばれるものと照合することで検知し防御する。現実世界なら顔写真や似顔絵で指名手配犯を捕まえるようなものだ。指名手配犯が逮捕を逃れるために変装を繰り返すように、近年のマルウェアは検出を逃れるために次々と形を変え、増殖していく。ポリモーフィック、亜種化とも言われる。 パロアルトネットワークスの観測によると、1つのマルウェアから5分で1万近くのインスタンスに増加することもあるという。攻撃者は1つのマルウェアを未知化し、配布するところで自動化を進めている。この増殖の速さではシグネチャベースでの対応では検知が難しくなる。 パロアルトネットワークスでは素早く未知化する脅威に対抗するべく、機械学習を搭載した次世代ファイアウォールを開発した。パロアルトネットワーク

        パロアルトネットワークス、機械学習を搭載した次世代ファイアウォールを発表 PAN-OS 10.0で実現
      • トヨタがCCoE設立でクラウド活用本格化──DNPやラックも思わずうなるHashiCorpの価値とは

        マルチクラウドを組織規模で戦略的に活用するためには AWSの登場が2006年、Microsoft Azureの提供開始が2010年。今やクラウドはマルチクラウドの活用が当然のようになりつつある。 HashiCorpがグローバルで実施した『2022年 クラウド戦略実態レポート』によると、マルチクラウドを採用している企業は81%、CCoE(Cloud Center of Excellence:クラウド活用推進組織)などクラウドプラットフォームチームを導入している企業は86%。企業の経営目標に向けてマルチクラウドが有益に働いていること、また組織のクラウドサービス運用にCCoEのようなチームが必要であるとの認識が浮かび上がった。 多くの企業がマルチクラウド戦略を選ぶ理由をHashiCorp Japan カントリーマネージャーを務める花尾和成氏は次のように説明する。「あらゆる業界や産業においてビジネ

          トヨタがCCoE設立でクラウド活用本格化──DNPやラックも思わずうなるHashiCorpの価値とは
        • 統計家 西内啓氏が見据える次の10年。アナリティクスの民主化からデータサイエンスの民主化へ

          テクノロジーが進歩しても変わっていないデータ分析の理想と現実 株式会社データビークル 代表取締役最高製品責任者 西内啓氏 西内氏が2010年に大学の教職を辞し、2014年のデータビークル創業を経て今に至るまでの約10年間、企業からの相談内容はほとんど変わらないという。それは端的に言えば、図1に示す「データ」「分析」「意思決定」「現場」のライフサイクルをうまく回したいということだ。 図1:データ活用の理想的なライフサイクル 出典:データビークル ところが、現実にはどこかのプロセスがうまくいかない。多くの場合、「データが利用できない」「高度な分析手法を使っているが意思決定の役に立たない」「見える化しか意思決定に役立てられない」「現場がやりっぱなしで効果があったかどうかがわからない」のどれかに当てはまることが多いという。データを活用したいのにうまくいかない場合、どこかで止まっているからで、データ

            統計家 西内啓氏が見据える次の10年。アナリティクスの民主化からデータサイエンスの民主化へ