SNS上の行動履歴などを基に、利用者におすすめのコンテンツを紹介する“レコメンドAI”を悪用することで、特定の人物に偽情報を見せられる──セキュリティ事業を手掛けるフィンランドF-Secureの日本法人F-Secure Japanは6月25日、こんな可能性を指摘した。 同社はTwitterのデータを学習した機械学習モデルを利用し、どれだけのリツイート数があればレコメンドAIが偽情報を特定のユーザーにおすすめするか検証。数百のアカウントがあれば、特定のユーザーに偽情報を表示できることが分かったという。 例えば2019年12月の英国総選挙に関するツイートを使った実験では、偽情報が含まれる投稿を何アカウントがどれだけ拡散すれば、ターゲットとなるユーザーに“おすすめツイート”として見せられるか検証。 その結果、ランダムに選んだ200アカウントが10件の投稿を1回ずつリツイートすれば、約50%の確率
2019 年、エフセキュアでは、暗号通貨業界の企業に対するサイバー攻撃の調査中に、サイバー犯罪グループ Lazarus Group(ラザルス・グループ)による進行中のグローバルフィッシングキャンペーンを発見しました。発見したデータを元にまとめられたインテリジェンスレポートでは、暗号通貨業界の企業からの依頼によるインシデントレスポンス調査中に発見されたサンプル、ログ、およびその他の技術的な痕跡に関する分析がまとめられています。 日本語版テクニカルインテリジェンスレポート - LAZARUS GROUPのダウンロード Lazarus Groupとは Lazarus Group は、北朝鮮とのつながりが深いとされる、高度な技術を持つ、主に金銭目当ての攻撃を仕掛けるサイバー犯罪者集団です。2019 年の国連報告書によると、少なくとも 2017 年以降、暗号通貨業界の企業を標的としています。 Laz
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