# mimemagicの最新動向 https://hackmd.io/@mametter/mimemagic-info-ja この文書は[ruby-jp Slack](https://ruby-j
("汚染"という言葉をあまり良く思わない方もいると後から知りました。たしかにその通りだと思います。次から気を付けようと思いますが、とりあえず本記事ではそのまま"汚染"の表現を使います。ご了承ください。) 2021年の3月、突如としてRailsのGPL汚染の話題がネット上を駆け巡りました。 リチャードストールマンがFSFへの復帰を発表した途端にこんなことが起きるなんて…。 偶然にしてはすごいタイミングですね。 GitHub Enterpriseのコードが公開されるの?と盛り上がっておりますが、果たしてどうなりますでしょうか。 さて今回は本件についてまとめていきます。技術者だけでなく法務や知財の目線でも分かるように書いていこうかと思います。 ★私は法律の専門家ではありません。この記事に法的根拠はありませんので何かあっても責任は取れません。ご理解ください。 概要(経緯) 概要はこのissueのや
!!New!!Rails 5.2.5, 6.0.3.6, 6.1.3.1はmimemagicに依存しなくなった(3/27追記) mimemagicがMITに戻った(3/26追記) 概要 RailsのGPL混入問題についてまとめました。間違いがあればご指摘ください。(2021/3/25現在) https://github.com/rails/rails/issues/41750 ここには3つの問題がある。 Railsが依存しているmimemagicのライセンスがMITからGPL2.0になった もともとGPLのものが混入していたのにMITになってしまっていた これにより、Railsのbuildができなくなった Railsが依存しているmimemagic0.3.5が削除されたことが原因 Railsの依存モジュールにGPLのものが混入することとなった mimemagicを0.3.6以降にすればbu
mimemagic gemのライセンス問題で色々ありましたね。ライセンスは法的な問題なので確認も難しい問題でした。 さて、marcelからmimemagicへの依存が無くなってmime typeの判定がApache Tikaを元にしたものになりました。 hackmd.io しかし、この変更にはmarcelのmime type判定結果が変化するものが含まれていました。 例えば、以下のsample.xlsxというファイルのmime typeの判定をMarcel: 1.0.0、0,3,3それぞれに行わせると... ❯ xxd sample.xlsx 00000000: 504b 0304 1400 0808 0800 3123 7d52 0000 PK........1#}R.. 00000010: 0000 0000 0000 0000 0000 1800 0000 786c ........
ファイルの種類(MIME Type)を識別するライブラリであるMimeMagicで発覚したGPL問題が波紋を広げている。 MimeMagicは従来MIT Licenseでライセンスされるオープンソースソフトウェアであったが、コアとなるマジックナンバー識別データベースのfreedesktop.org.xmlが、GPL v2.0でライセンスされるfreedesktop.org/shared-mime-infoの成果物であることが判明(minad/mimemagic Issue #97)。 GPLでライセンスされるファイルと一体のものとして提供されるソフトウェアは、同じくGPLでライセンスすることが再配布の条件となる。MimeMagicのメンテナは、即座にライセンスをGPL v2.0に変更した新しいバージョンをリリースすると共に、誤ったライセンスを適用していた過去のバージョンをパッケージマネージ
週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙇 TechRachoではRubyやRailsなどの最新情報記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗 特集: mimemagic gemのGPL問題とRails更新版リリース 現状: Rails 5.2.5、6.0.3.6、6.1.3.1がリリース 最初
以下追記です。 Rails 5.2.5, 6.0.3.6, 6.1.3.1 で対応済 これらのリリースでmimemagicが他のライブラリ(Apache Tika)に置き換えられたため特に対応が不要となりました。 carrierwaveも2.2.1で対応済み これで使用者の多いGemではmimemagic問題が解決されたと思われます。 mimemagic の件でruby界隈が混乱していますね。このスクラップはそのへんの情報をまとめたいと思ってます。 注意 2021/03/26時点では色々と動きが激しいです。ここに書いてある情報をそのまま参考にはせず、最新の情報か確かめるようにしてください。 推測を含んだコメントを投稿するかもしれません。誤りや補足があれば返信コメントをどうぞ。 mimemagic の何が問題だったのか この部分はすでに多くの人がツイートや記事にしていると思うので、軽くまとめ
概要 2021年3月下旬、Ruby on Railsの依存していたmimemagicの0.3.5以下がyank(削除)されました。そのため以前はbundle installができていたのに急にできなくなった、といった事が起こります。 Fetching gem metadata from https://rubygems.org/........ Your bundle is locked to mimemagic (0.3.5), but that version could not be found in any of the sources listed in your Gemfile. If you haven't changed sources, that means the author of mimemagic (0.3.5) has removed it. You'll ne
[Rails] bundle installがYour bundle is locked to mimemagic (0.3.5)...で落ちるRubyRailsGemmimemagic Fetching gem metadata from https://rubygems.org/............ Your bundle is locked to mimemagic (0.3.5), but that version could not be found in any of the sources listed in your Gemfile. If you haven't changed sources, that means the author of mimemagic (0.3.5) has removed it. You'll need to update your b
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