米OpenAIは8月28日、企業向けに特化した新たな生成AIサービス、「ChatGPT Enterprise」を発表した。GPT-3.5を使う無料版と、最新のGPT-4を使える有料サブスク版「ChatGPT Plus」に続き、企業向けの有料版「ChatGPT Enterprise」が満を持して登場した形。セキュリティー対応の強化や、GPT-4への無制限アクセス、高度なデータ分析機能、企業向けプランならではの管理機能などが、新たなエンタープライズ版の売りとなる。 9月後半には「見る、聞く、話す」というマルチモーダル機能の実装をはじめ、ブラウジング機能の追加に伴う最新データの取得(これまでは2021年9月まで)、画像生成AIの最新版「DALL-E 3」の投入など、新機能に関する発表が相次いだが、こうした強力なアップデートが真っ先に反映されるのが、有料の「ChatGPT Plus」とエンタープラ