アニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズ監督・古川知宏氏に、自身を育んだ「本」についてお話をうかがいました。 >>第1回はこちらです Profile/古川知宏(ふるかわ・ともひろ) 1981年生まれ。アニメーション監督。代表作に『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズ。 Twitter:@TOPPY1218 ーーご持参された本ではSFも目立ちます。 この世が辛いのでSFは性に合っているんだと思います。この『時が新しかったころ』(ロバート・F・ヤング/東京創元社)で良いのは、主人公の少年少女が乗りこむのがロボットが恐竜型なところ。 子供たちの恋や冒険が、恐竜型ロボの中で行われる。この構造がバカバカしいけど好きなんです。絵が浮かびますし。 タイムスリップの技術が確立のされた近未来。史学生の女の子キヴリンが、歴史研究で14世紀に跳びます。ただ事故によって帰還できなくなってしまいます