リーマン・ショック後、手塩にかけた事業の切り売りを迫られ、解体的出直しを経験した。それから14年、会社は動画配信サービス「U-NEXT」を筆頭に再成長を遂げた。今、目線の先には売上高1兆円というコングロマリットの姿がある。 (聞き手は 本誌編集長 磯貝 高行) 宇野康秀[うの・やすひで] 氏 1963年大阪府生まれ。88年明治学院大学卒業、リクルート系の不動産開発企業を経て、89年にインテリジェンス(現パーソルキャリア)創業。98年に父・元忠氏が創業した大阪有線放送社(現USEN)の社長を継ぎ、2001年に上場へと導く。リーマン・ショック後の財務悪化を受け、10年にUSENの社長を退任。USENから分離独立させたU-NEXTの社長として動画配信サービス「U-NEXT」を成長させ、USENとの経営統合を実現した。 動画配信サービスの「U-NEXT」は国内シェア2位と、米ネットフリックスという
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