コンバンハ、千葉(幸)です。 VPC 内部のサブネット間の通信において、アプライアンスなどを経由させる構成が取りやすくなりました。 サブネットルートテーブルと言えばデフォルトで以下のルートを持ち、それより具体的な( VPC CIDR 範囲より小さい)ルートは追加できない、というのがこれまでの常識でした。ガラッとその前提が変わることになりました。 送信先 ターゲット 今回のアップデートで可能になった「より具体的なルート」を使用する機会は、アプライアンス製品を使用する場合など、少し特殊なケースに限定されるかと思います。とは言え、新たにできるようになったことは覚えておきましょう。 北-南のトラフィックと東-西のトラフィック 今回のアップデートを取り上げる上で切り離せないのは VPC Ingress Routing の話題です。 これはインターネットゲートウェイ(IGW)や仮想プライベートゲートウ