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  • 第78回 痛みと睡眠の不思議な関係が明らかに

    痛みを伴う病気は生活の質をひどく低下させるため患者さんの悩みも深く、病院を受診するきっかけとなることが多い。 厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、外来を受診する患者さんの訴えの中で一番多いのが腰痛と肩こりであり、そのほかにも関節痛など痛みに関連する症状が上位にずらりと並ぶ。 痛みの原因となる病気には、関節リウマチ、椎間板ヘルニア、糖尿病による神経炎、痛風、がん、尿管結石などさまざまあるが、その多くは年齢とともに罹りやすくなり、また慢性化する。 痛みがあると夜に眠れなくなる。特に慢性的な痛み(慢性疼痛:まんせいとうつう)のある患者さんでは半数以上が不眠に悩まされている。米国の民間調査会社ギャラップの報告によれば米国人の18%にあたる5,600万人が何らかの痛みのために不眠に悩んでいるという。 残念ながら日人での大規模な調査データはないが、高齢化が進んでいる分だけパーセンテージは高いかもし

    第78回 痛みと睡眠の不思議な関係が明らかに
    qetuopkun
    qetuopkun 2017/08/24
  • 第77回 昔は良かった? 照明がなければ人は長く眠れるのか

    米国カリフォルニア大学の研究者を中心としたグループは、タンザニア北部に住むハッザ族、ナミビアのカラハリ砂漠に住むサン人、そして、ボリビアの先住民チマネ族など世界各地の狩猟採集民族の睡眠習慣を調査した結果を報告している。 ちなみに、私が子どもの頃にはサン人はブッシュマンと呼ばれていた。現在では侮蔑的かつ性差別表現だとして使われなくなったが、明るい太陽の下、日中は狩猟や物の採取、夜はぐっすりと休んでいるイメージがある。 これら3部族の居住区域では電気やガスなどの社会インフラが十分に整備されていないため、人工照明は使えない。日没後にはたき火程度の明るさしか得られず、当然ながらテレビやインターネットなど睡眠時間帯にい込むような娯楽もない。ハッザ族の生活の様子についてはナショジオで以前紹介している(「ハッザ族 太古の暮らしを守る」) のでご覧いただきたい。 Sleep periodとは「寝ついて

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    qetuopkun 2017/08/24
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