Excelファイルや紙の申請書で資産などを管理することに限界が見えてきたことから、多くの企業で管理用パッケージの導入が進んでいる。しかし、専用パッケージが提供する豊富な機能の中に自社に必要な機能がなかった、というケースも少なくない。 ゴルフに関わるさまざまなサービスを提供するアコーディア・ゴルフの情報システム部も当初は、このような専用パッケージの導入を検討していた。同社は、全国の150拠点に配備した3000台のPCの管理を課題としており、情報共有、レンタル期間管理、新規発注業務の脱Excel化を図ろうとしていた。 そのとき見つけたのが、ノンプログラミングで業務用DBを構築できるツールだ。同社が最終的に専用パッケージではなく汎用的なDB構築ツールを選択したのはなぜなのか? その理由と、導入後の効果について、さらに詳しく見ていこう。