慶応大学の男子学生が2月、所属する公認学生団体の懇親会で飲酒した翌朝に急性アルコール中毒で死亡していたと、同大が11日に発表した。同大では昨年6月にも学生が亡くなっており、学生全員へのメール送付など飲酒事故再発防止策も公表した。 大学によると、死亡した男子学生は成人。懇親会に参加した十数人の学生への聞き取りでは、飲酒の強要やあおり立てる行為は認められなかったとしている。 1年間に飲酒死亡事故が続いたことを重くみて、大学は再発防止策を発表。公認学生団体に対する飲酒事故対策の提出義務づけ、新入生全員にアルコールパッチテストのキットと注意喚起文を送る、などとしている。