はじめに この記事は,C++初心者だけど競技プログラミングでC++を使っている,C++で競技プログラミングをやってみようと思っている人に向けた記事である. 「C++初心者」対象であって,プログラミングそのものが初心者である人向けではないかもしれない. なるべくC++11で可能な範囲で記述している. (最近の各種ジャッジサーバーではC++14も使えるからあんまりC++11にこだわる必要もないのだが一応) なお,この記事は気が向いたきに不定期に更新される可能性が高い. using namespace std; 競技プログラミングではタイプ量を少なくするために,using namespace std; というおまじないを書き,std:: を書かなくてもよいようにする. #include <iostream> using namespace std; int main() { // std::co