ブックマーク / biz-journal.jp (2)

  • すき家、初の営業赤字で最悪の想定上回る 過酷な労働環境残存、深夜9時間休憩なし勤務も

    「ワンオペ(1人勤務体制)廃止で深夜営業を休止せざるを得ないのは480店ぐらい」――。牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーホールディングスのこの目論見は、大きく狂ってしまった。 ゼンショーは10日、15年3月期通期連結業績予想の下方修正を発表した。売上高は従来予想から157億円減の5092億円、営業損益は80億円の黒字予想から一転して17億円の赤字と初の営業赤字を見込む。その結果、最終損益は75億円の赤字となり、年間配当は1997年の上場以来初の無配とする。 ゼンショーはこれに先立つ9月30日、「『すき家』の労働環境改善に向けた改革の進捗について」と題する文書を発表。すき家の全国1981店のうち、59%に達する1167店の深夜営業(午前0―5時)を10月1日以降、当面休止することを明らかにした。深夜営業の2人勤務体制移行に必要なアルバイト店員数を確保できなかったのが原因だ。 社会的批

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  • ヨーカ堂、正社員半減&パート中心経営の衝撃から2年、パートの正社員登用へ大転換

    セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下のスーパー大手、イトーヨーカ堂はパート従業員を正社員として登用することが9月、明らかとなった。同社には約3万6000人のパートが在籍しており、これまで勤務地域を限定した契約社員に登用する仕組みはあったが、契約社員から正社員に引き上げる制度を導入する。正社員になれば、60歳の定年まで契約更新なしに働ける。人の希望や勤務実績で対象者を選定し、まずは9月中に35人を正社員とする。年1回のペースで、複数店舗の運営を指導するトレーナーや店長、部の管理職などに登用していく。 小売り・外業では深刻な人手不足で、多様な働き方を人事制度として取り入れ、有能な人材を囲い込む動きが広がっている。パートの正社員への登用は大きな流れだ。 2012年9月、ヨーカ堂は正社員を半分に減らし、従業員のパート化比率を77%から90%まで高める方針を打ち出し、小売業界に衝撃を与え

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