ナショナルジオグラフィックが「携帯電話の電波がアルツハイマー病の予防や治療に役立つかもしれない」という研究結果を掲載している。 記事によれば、遺伝子操作を施してアルツハイマー病を発病するようにしたマウスに携帯電話に相当する電波を一日二回、一時間当て続けたところ発病が抑制され、また発病したマウスの症状が無くなったということだ。 もちろんマウスでの実験結果のため、人間で同じ結果となるかどうかは定かではない。しかし、携帯電話の電波が身体に悪いのではないか、という意見もあるなか、むしろ健康促進に役立つケースがあるかもしれないという結果が出ていることは興味深い。