旧ソ連圏モルドバの首都キシニョフで29日、日本人男性2人がエボラ出血熱感染の可能性を調べるため、病院に一時隔離された。同国の国境警備当局が共同通信に明らかにした。日本の外交筋によると、診断の結果、2人はエボラ熱ではなかったことが確認され、隔離を解かれた。 国境警備当局などによると、2人は同日朝、日本からイスタンブールを経由して到着。入国の際、高熱があることが感知器で分かった。 2人は数週間前に南アフリカに出張した後に体調を崩し、日本で検査を受けたが感染は確認されなかったと話しているという。南アフリカではエボラ熱の感染は確認されていない。(共同)