2009年1月8日から米国ラスベガスで開催されている家電展示会「2009 International CES」において,Chumby Industriesが同社のLinux搭載端末「chumby」のウィジェットを利用できる評価キットを展示している(写真1)。家電メーカーがchumbyウィジェットを活用したデジタル・フォトフレームなどを開発する際のリファレンスとして使う製品だ。 展示した評価キットには,韓国Samsung Electronicsのチップを利用したものと,米Marvell Technology Groupのチップを利用したものの2種類がある。いずれも組み込みLinuxが動作するプラットフォームだ。 実際に試せる展示機は,Samsungのチップを搭載する評価キットを利用したもの。プロセッサにSamsung S3C6410を搭載し,IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能,