中国・北京の人民大会堂で開かれた中国共産党の第20回党大会で演説する習近平総書記(国家主席、2022年10月16日撮影)。(c)Noel CELIS / AFP 【10月16日 AFP】(更新)中国共産党の5年に1度の党大会が16日、北京の人民大会堂(Great Hall of the People)で開幕した。習近平(Xi Jinping)総書記(国家主席)は冒頭演説で、台湾問題に関して「武力行使を決して放棄しない」と明言。また、腐敗取り締まりによって党内と軍における「深刻な潜在的危険」を排除できたと述べ、自ら推進してきた政策を自賛した。 約2300人の党代表を前に、習氏は台湾問題について「武力行使を放棄することは決してない」と強調。「台湾問題の解決は中国人自身の問題であり、中国人のみによって解決されなければならない」とし、「われわれは最大限の誠意と取り組みによって平和的統一へ向けた努力