平成20年12月10日 経済社会総合研究所 機械受注統計調査の解説 調査結果の概要 機械受注総額(季節調整値)の動向をみると、20年9月前月比3.0%減の後、 10月は同14.4%減の2兆258億円となった。 需要者別にみると、民需は前月比3.6%減の1兆210億円、 官公需は同0.2%減の2,166億円、外需は同37.2%減の6,897億円、 代理店は同9.8%減の936億円となった。 民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の動向を見ると、 20年9月前月比5.5%増の後、10月は同4.4%減の8,997億円となった。 このうち、製造業は同2.2%減の4,244億円、非製造業(除く船舶・電力)は 同2.3%減の4,829億円となった。 (備考) 季節調整系列は個別に季節調整を行っているため、需要者別内訳の合計は全体の季節調整値とは一致しない。