気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン コミュニケーション技術が高速化し、旅行は手軽に、多国籍企業はますます強大になったお陰で、グローバル化が進み、「コスモポリタン(世界市民)」という新しい社会階級が出現している。この世界市民たちは、国境を越え、互いに忠誠心を抱き合っている。 先日、私はエール大学のワールドフェロー(国際研究員)や世界の主要国から招かれ1学期間を当大学で過ごす優秀な専門家たちとの夕食会に参加した。これは珍しい体験だった。参加者全員が外国人だとは思えなくなったのである。パーティーで給仕をしてくれた地元の米国人よりも、話しかけやすかったほどだ。 半世紀前に定義されたコスモポリタン階級 もちろん、コスモポリタン階級は今に始まったものではない。半世紀前、社会学者の故ロバート
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